■ 我が家のパソコン進化論
かなり以前使っていたパソコンは、AMD社のKシリーズ、速度が450MHzのCPUでした。
このマシンは普通使っている分にはすこぶる安定感のあるマシンであった。
ところが、ゲームを始めると途端にご機嫌が悪くなり、ハングアップをするのでした。 オーバークロックなど行っていない
のに、突然画面が停止し、音源から変な音が鳴り続ける。
原因が判らない。何故だ!どうすれば切り分けられるんだ? CPUの設定電圧の変更やらCPUの冷却フィン+ファンを
高価な代物に換えたり、描画の緻密度を落としてみたりしたが、一向に改善されない。
システムモニターでCPUの温度を測定しても、そう高い数値は示さない。音源やビデオボードを疑って、最新のドライバが
出る度に期待して、入れてみるが効果は無い。 そのうち、ドライバの更新もされなくなり、迷宮入りしてしまうのだ。
まあゲーム以外は正常なので、仕方ないかと半ばあきらめて、根本原因の追求を放棄していた。
半年ほど前再びやりたいと思うゲームを購入した。すると、以前にも増して、フリーズするのだ。 5分も持たない。
頻繁なセーブ。とてもやってられない。 そうだ!新しいマシンを買おう! 結論はすんなり決まった。
で、Pen4 1.6Gを使用するようになり、同じゲームとは思えないほど安定した環境となったです。
これから判断するに、ハングアップの本当の原因はどうもCPUの熱暴走だったと思われます。
ゲームはすさまじい位、CPUパワーを要求します。 それで、以前のCPUは瞬時に熱暴走して、ハングアップを起こして
いたらしいのです。 ハングアップすることで、それ以上温度が上がらないという一種のフューズみたいな働きで破壊が
救われていたようだ。
壊れなかったのが、救いである。 自然にフェールセーフになっていますねぇ。
熱暴走はCPUチップ内のごく一部なので、再度パワーを入れ直して、システムモニターが動作を始めた頃には、CPU
全体の温度が異常に上がっているはずがないのである。
最近はまた、やりたいゲームが無くなったので、パソコンの性能アップは興味の対象外になってしまった。
66MHz、200MHz、300MHz、450MHz、1.6GHzと過去CPUの速度を上げてきた。
その背景には、新しいゲームをやりたいという強い欲望があった。
ゲームは我が家におけるパソコン高性能化への最重要要素であると、過去の歴史が物語っている。
■ まとめ
その後、CPUの速度は1.6GBから上がっていません。 今の用途においてはこの速度で満足しています。
私がもっと進歩しないと、高速なCPUは買っても無駄になってしまいます。 このバランス感覚が重要です。
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