♪ 食い道楽 そばを美味しく食べる為の情報です 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 食い道楽 ここでのテーマは「蕎麦(そば:SOBA)」です                          気まぐれCNT:

 
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 蕎麦は稲よりもずっと単位面積当たりの歩留まり(収穫量)の悪い作物です。
 虫媒花で、特に開花の時期の雨に影響されるし、他の品種と交雑し易いし、結実しない花も多いのです。
 ですから、ちゃんと栽培されている茨城のブランド品種「常陸秋そば」はとても貴重なのです。 
 だから、「たかが蕎麦、されど蕎麦」にちょっとばかり値がはるのも仕方ありません。

 夏、炎天下に突然の夕立 そこには、土の香りがあります。
 それと、同じように挽いたそば粉に水を加えると、蕎麦の香りが漂います。 手繰る蕎麦からそんな香りが
 プンプンすることはないけど、記憶のなかでそれらがつながるから、、、蕎麦の旨さが分かるのだと思います。

 ちょっと気になるお蕎麦屋さん情報       お蕎麦屋さんリスト

  福島 山都町   「蕎邑」
      桧枝岐村  「裁ちそば まる家」 「そば処 開山」
  長野 安曇野   「安曇野 翁」
      松本    「そば処 もとき」
  東京 千代田区  「神田 まつや」 「そばきりや 山形田」
  千葉 千葉市   「そばいち」

  茨城  水戸市  「天神」 「そばの実」 「手打ち蕎麦 そば久」 「蕎麦切り 蕎ヱ門」 「蕎麦処手打ち みかわ」
               「石臼挽き手打そば かずき」 「そばまさ」 「永坂更科 布屋太兵衛」

    ひたちなか市  「木挽庵(こびきあん)」 「手打そば 満志粉」 「手打ちそば 待夢」

     常陸太田市   「いっぷく亭」 「そば園 佐竹」 「手打ちそば 赤土」
     (旧)金砂郷町  「そばの郷 金砂庵」 「丸太小舎」
     (旧)水府村   「慈久庵」 「天下野」 「そばハウス 龍亭」 「やまめ茶屋」

      那珂市     「藤兵衛」

      笠間市    「そば家 和味」 「手打そば いそやま」 「蕎麦きり 山都」 「石挽蕎麦家 尚庵」 
               「そば切り 一兵衛」 「そば処 柊」 「手打そば 一茶庵」

       大子    「月待ちの滝 もみじ苑」

       大洗    「そば処 武山」 

       日立    「手打ち蕎麦 傳六」

       鉾田    「村屋東亭」



 常陸秋そばフェスティバル2011 (2011/11/12〜11/13)

 今年の常陸秋そばフェスティバルはこれまでと場所を変えて、宮の郷工業団地にて開催されました。

 住所は、茨城県常陸太田市宮の郷町473-36ですから、これをナビにインプットしておけば迷わずに
 行けちゃいます。 

 ただねぇ、工業団地に入る道は1本しかなくて、10時のオープン時には既に駐車場に続く道路が大渋滞の中での
 開催となりました。 

 用意された1000台の無料駐車場は雨でぬかるんでいて、1000台停めるのはちょっと困難な状況でした。 

 (10時50分に私が帰る頃には、、、西の郷工業団地の入り口の信号まで渋滞が続いてました。) 

 ここでの開催は大失敗だったと思いますねぇ。 10時30分の段階で、今年は訪問者が少ないと感じてましたが、
 実は多くの人が駐車場に入るために、大渋滞の車に乗っている状況だったのです。
 こんなことなら、常陸太田市の交流センターふじでやった方がよほど会場へのアクセスが容易です。 でも、もうあとのまつり。

 常陸太田市としては広い場所で開催したかったのでしょうね。 そんな想いは、辿り着けないと相手に届きません。

 お蕎麦屋さんのコーナーは一番奥で、中でも達磨は一番奥での営業でした。 ですから、多くの人が奥を目指します。
 

 とはいえ、不平不満はこれくらいにしてしておき、開催されたのですから、楽しむことを優先しましょう。
 常陸秋そばフェスティバル2011

 出店していたお蕎麦屋さんは、

 広島県から「達磨 雪花山房」

 福島県から、「会津山都蕎麦 蕎邑(きょうむら)」、「会津磐梯そば」

 栃木県から、「栃木のうまい蕎麦を食べる会」

 東京都から、「日本そば打ち名人会 湯島天神工房」

 土浦市から、「大江戸庵」

 笠間市から、「常陸喜蕎の会」

 常陸太田市から、「西金砂そばの郷 そば工房」、「西金砂湯けむりの郷 金砂庵」、
 「金砂郷蕎麦愛好会」、「遊蕎塾」、「そば処 登喜和家」、「いばらき蕎麦の会」

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 広島県から出店の達磨 雪花山房さんは他の店がもり蕎麦を500円〜600円としているのだけど、
 達磨さんだけは、例年のとおり700円でした。 毎年、蕎麦や薬味や値段など同じものを提供してくれます。
 
 一応、常陸秋そばフェスティバルは10時オープンですが、9:23の段階で達磨には既に行列が出来ていました。
 これを撮ってるってことで、私アリバイはここに並んだ人が証言してくれるはずです。 何て言ってないで、並ばないとね!
 

 高橋さんは今日も、切りを行っていました。 分厚いビニール越しですから、その様子を伝えるのは難しいです。
 

 今年も水回しの秘儀は見ることが出来ませんでした。 のしも弟子がやって、最後ののしと切りを高橋さんが担当します。
 

 達磨 もりそば 2011年バージョン 700円   何度食べても、同じ姿の二八のもりそばなんです。
 

 次のコーナーは、私の好きな蕎邑さんです。 奥の方にあるってことは、名店の証?かなぁ。
 

 もりそばは600円 この器はいただけない! 〆の蕎麦湯を飲み辛かったことこのうえなかったことだけは確か。

 それに釜揚げされたお蕎麦を最後に盛られたので、、、実は蕎麦の長さが短い奴らばかりでして、、、手繰りにくいの
 なんのって、、、巡り合わせの悪かった今年のもりでした。 

 大量のそばを茹でるので、短いのが最後に残るのは仕方ないけど、、、それを盛られる姿を見ながら待つのは嫌だなぁ。
 

 店舗が広くなったので、いつもはない「にしんの天ぷら」も売られてました。
 

 それとね、今年は福島が原発事故の影響で、放射能の測定値も表示されてます。 
 NDとは、Not Detectedで検出されていないことを意味します。 夏そばを対象に調査したってことなのね。
 

 ついでに、伊勢又米穀製粉さんのそば粉のご紹介です。 一番お高い金砂郷在来種は1kgで2200円です。
 普通の常陸秋そばは1kgで2000円でした。 その差を判る味覚をもっているかが、問題だ。
 

 常陸秋そばフェスティバル2010 (2010/11/13〜11/14)

 毎年、11月の第2週の土日に開催されてる常陸秋そばフェスティバルに、今回も行っちゃいました。
 やっぱ、秋になると新そばが食べたくなりますからねぇ。
 

 今年は、食べ歩きのコーナーが入り口近くに設営されていて、いつもの中央にある大きな食事処が分散されていました。
 広島の達磨の近くには、ちょっと小ぶりな食事処があったけど、、、何でだろう?
 

 今年は、出展しているお店の中に食べるコーナーを設けているので、屋外での食事処は少なくなっていたのです。
 だから、達磨のお店には買うための行列と、、、食べてる、、、人が居ない、、、のはなぜ?
 

 今年も高橋さんの蕎麦を延しから切る工程を見ることが出来たので、、、めでたし。メデタシってことです。
  もりそば 700円也 を打ってます。

 達磨がどれくらい人気があるかというと、
 10時にスタートして、11時には割り箸がポリバケツに一杯になるくらいに客が訪れてました。
 

 達磨ではそば湯が飲み放題! ルチン効果で健康になれるから、、、もう飲み干すしかないなぁ!!
 

 いただいたお蕎麦は、こんなでした。 完成されていて、毎回同じだから、、、最近感動する心を忘れているなぁ、、と、ちょっと反省!
 旨いものは、旨いそれで良いじゃん! 感動する心が大事ってことなんだと思います。
 

 ☆常陸秋そばをいただけるお店☆
 茨城のそば屋さん 常陸秋そば50店で紹介されているお店で、常陸秋そばがいただけます。

 ■県北・県央・鹿行
 打ちたてそば処 待月(大子町)、月待の滝 もみじ苑(大子町)、そば処 ますこ庵(大子町)、蕎麦Dining 凛家(日立市)
 手打ちそば 花みずき(日立市)、湯けむりの郷 金砂庵(常陸太田市)、SOVA TEA 越路(常陸太田市)
 そば処 いい友(常陸太田市)、慈久庵 鯨荘 塩町館(常陸太田市)、蔵+蕎麦 な嘉屋(那珂市)、そば処 麦家(那珂市)
 手打そば 満志粉(ひたちなか市)、そば処 市川(ひたちなか市)、そば・うどん 与三郎庵(水戸市)、
 蕎麦処 みかわ(水戸市)、石臼挽手打蕎麦 そばまさ(水戸市)、手打ち蕎麦 そば久(水戸市)、そば処 長屋門(水戸市)
 石臼挽き手打ちそば かずき(水戸市)、そば屋 そば眞(水戸市)、手打ちそば 常陸屋(大洗町)
 麺工房 夢想庵(茨城町)、手打そば 匠庵(茨城町)、田舎そば 三之助(笠間市)、そば家 和味(笠間市)
 手打ち蕎麦 たいら(笠間市)、村屋東亭(鉾田市)、門前そば 竹やぶ(鹿嶋市)、手打そば 恵比壽(行方市)
 二八そば 越後(神栖市)、手打蕎麦 ほそだ(神栖市)

 ■県南・県西
 車大八(小美玉市)、とうふ そば処 しげふじ(石岡市)、自家製粉・手打ち 猪口才(石岡市)、太喜路(土浦市)
 手打そば 御野立庵(かすみがうら市)、手打そば 那由他(つくば市)、そば処 椿野(つくば市)、そば心 ゐ田(つくば市)
 石臼挽き 自家製粉 きむら(つくば市)、手打ちそば・うどん 一扇(つくばみらい市)、手打そば 車(取手市)
 鬼怒川 竹やぶ(守谷市)、田舎そば 美里(守谷市)、そば処 蕎山(守谷市) 蕎山ブログ、手打ちそば 武双庵(守谷市)
 そば切り 福一(筑西市)、そば処 朋(筑西市)、蕎麦 箕輪(古河市)、十割蕎麦 花の茶屋(境町)

 蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 2008/08/14@桧枝岐
 

 綺麗だけど蕎麦の花で、お腹はふくれない! なら、2008年の8月新そばはないけど、やっぱ桧枝岐で名物の「断ち蕎麦」を
 食べるしかないんじゃないのかな?
 これは「まる家」の「断ち蕎麦」、、、また今年も、、、クッチマッタァ!!  これだから、健康なんだなぁ。きっと!
 

 そしてこれは、「ハットウ」 米粉とそば粉を混ぜて、餅状にして「じょうねん」の粉と砂糖をまぶしたものですが、、、
 江戸時代にこんな美味しいものを庶民が食べるのは、ご法度!から、ハットウと名前がついたんだって! 薀蓄、1265番目!
 

 蕎麦談義
 そば粉と水のみで作る「蕎麦」の世界はシンプルですから、自分の味覚を鍛えて、修行の結果を確かめるには絶好の食材です!
 美味いとか不味いとかそのお店の評価を表現出来てしまうのですからねぇ。 その為には日々精進して、味覚を鍛えないと!
 でも私が目指すのは別に批判めいた事を言う為ではなくて、純粋に美味しいと思う物を次回も食べたいと思うからなのです。

 幸いにも茨城県には、「常陸秋そば」というブランドのお蕎麦があります。 栽培されているのは、久慈郡の山間部、「冷涼多湿」の地。
 いわゆる「霧下蕎麦」の条件を満たすところで作られた拘(こだわ)るに値する一品って物です。 常陸秋そば

 お蕎麦には「ルチン」という成分が含まれていて、血管を柔らかくしたり、血栓を防いだりしてくれます。
 医食同源。こりゃ、もう食べるしかないでしょ!
  「もりそば」を食らう

■ まとめ 

 観天望気は「蕎麦掻マニア」ですが、普通の「もり蕎麦」も好きなのです。

 で、「蕎麦掻」は自分で掻いて食べるのですが、「もりそば」は自分では打たずに、プロにお任せして楽しむことにしています。
 だって、蕎麦はそのものだけではなく器も楽しめますから、楽しむにはやっぱ、お店に行かないとねぇ!

 蕎麦の話題だけで、こんなコーナーを作るのですから、私もかなりな蕎麦マニアですねぇ。
尾瀬で幕営しま専科
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