■ 「究極の蕎麦」 蕎麦道を窮める2006 過去の記録は、2005年の思い出 (写真の提供は 治仙庵さん)
2004年からはじまった金砂郷町赤土(今では常陸太田市赤土町)の地における究極の蕎麦道物語ですが、2006のスタート!です
「究極の蕎麦とは?」 では、まずお決まりのプロローグから、
2004年の初旬、まだ寒い時期だった。ある一人の男はこう思った。 「霧下蕎麦」なるものを赤土の地で育ててみたい。
誰もが抱く、そんなチョー庶民的な願望から全ては始まった!
これは、夢の実現にかけた男の記録である! 風の中の昴(スバル)〜♪ 砂の中の銀河♪
そう、気分はまさに挑戦者なのです。 2004、2005、2006、、、 夢は、まだ終わらない♪
 
2006年の収穫品 (2006/11/12) 完成した「常陸秋そば」って、こんなです。 小粒ながら実がぷっくらしてるのが判るかなぁ。

その究極の「常陸秋そば」で造った蕎麦掻、、、美味いんだなぁ、これが!
もり汁+紫蘇(しそ)オイルでいただく「蕎麦掻」 誰にも文句は言わせない、、、私だけのお楽しみなのです。
My石臼で粗めに仕上げた本場物の常陸秋そばを私の味覚に合わせて掻くのですから、、、私にとっての究極なのです。

今年(2006年)の様子 8/7、8/13 種まき

種をまいてからの、発育は土に湿り気があり発芽は上々です。 そんな解説よりこれを見れば一目で判る!なぁ。

「海老根 武志」さん 蕎麦作り名人と呼ばれている方の畑 (8/26)
海老根 武志さんは、農協に依頼されて、「常陸秋そば」として販売する「種蕎麦」を栽培しているそうです。
この赤土の地においては他の品種との自然交配をしないようにして、純粋なブランド品種「常陸秋そば」を栽培する必要があるのです。

旧金砂郷村赤土における究極の霧下蕎麦、、、は順調に生育しています!

電柱や電線のない風景、、、良いですねぇ。 心が和みます。

8/26 治仙庵の畑においても、霧下蕎麦は、すっくすっくと育っていました。 究極の実となる10月20日まで、、、残り56日!

ついに2006年度の究極の蕎麦も、元気に花をつける時期になりました! (2006/09/09)

蕎麦の花は虫たちによって受粉します。 ですから、花の咲くこの時期に雨は大敵なのです。 蝶さんにも頑張ってもらわないといけません。


特別編
福島の桧枝岐2006/09/17の風景です。 赤土と何が違うって、、、ここでは畝(うね)がないのです。
これでは、種まきの後の除草を兼ねた鍬入れが出来ないじゃないですか!!! 株の密度もまばらだし、、、何故なんだろう?

これだけの広さで取れる蕎麦がこれだけって、、、一枚の写真からでもいろいろ判るものです。

再び、赤土における究極の蕎麦の話題です。
2006年9月30日 究極の蕎麦畑は猪(いのしし)さんの脅威に脅かされています。
これはお隣さんの「芋畑」です。 こりゃもう、壊滅状態です。 サツマイモは猪さんの大好物ですからねぇ。 (農家にとっては悲惨な状態です。)

猪さんからの攻撃を防ぐには、バリアが必要です。 そう、ここでは最近流行のバリアフリーではなく、バリアが必要な世界なのです。
ここまで丹精込めて育てた蕎麦が猪さんに荒らされるのは困りものですからねぇ。 自然との共存、、、それって、とても難しいのです。

蕎麦の花見 猪さんの脅威はあるものの、まだまだ究極の蕎麦畑には、蕎麦の花がお似合いですねぇ。

こんな風景、、、心が和みます。 とはいえ、蜜蜂さんが蜂蜜を集めている、、、そんなことも有りの世界なのですけれどね!

今年も収穫の時期をむかえました。 2006/10/20前後の大吉の良きお日柄の日に蕎麦刈り!!です。
今年は猪の被害が凄いのですが、、、無事に刈れて、メデタシ、愛でたしなのです。


こうして、今年の究極の蕎麦も大団円を迎えることが出来ました。 ですから、私の味覚の修行の成果を試すのはこれからなのです。
一粒の蕎麦の実、、、それらとMy石臼との戦いの場が待っています。 To be continue. そんなエンディングで、今年も終わります。
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