■ ADSLの地域格差
パソコン雑誌をみると、ADSL値下げの情報であふれている。 昔は100円単位だが、今や10円を競う熾烈な争いが
繰り広げられている。
安い!と思って良く見ると、下の方に2ヶ月間だけ!などと堂々と、でも小さく書いてある。
そんな記事を見ながら、まだADSLを入れていない友人は、喜んだり、苦々しい顔をしたり、見ているととても面白い。
我が家はもう入れてそこその快適さを手に入れたので、変更は考えていない。 メールアドレスの変更は手間ですからね。
で、その友人は最後には決まってもっと下がるぞ!とつぶやき、にんまりとほくそえんでいる。
友人は、都会なら受けられるサービスが、地方だと受けられないことに気付いていない。
それどころか繋がらない!なんて場合だってある。と、私が言っても、自分の所は都会だと思いこんでいるようだ。
私が住んでるのは人口10万ほどの市である。戦後(湾岸戦争ではありません)に開けた地域なので、団地があちこちに
分散して人々が居住している。 当然ながら、駅から離れた団地は分譲価格が安い。で、そんなところに住んでいる人が
多いのはごく自然の成り行きである。 駅から車なら10分もかからない。
人が多いのでスーパーも近くにあり、快適な環境!のはずだった。
ところが、ADSLに間しては、駅から10分はド田舎となる。 実際には、NTT様からの距離で快適度が左右されてしまう。
距離=4km=繋がらない の世界があるのです。 幸い我が家は、距離=2.3km=4.3MBの恩恵を受けている。
聞くところによると、4kmでも繋がるところもあるし、道路一本隔てると、通信速度が大きく変わる場所もあるらしい。
NTTで速度を調べるサービスを行っているが、離れた場所での実際の速度は正確には出せないようです。
近い将来、分譲の広告に、NTTから距離1.2km、通信速度6.2MB!好物件!なんて項目が載るかもしれないですね。
■ まとめ
この文を書いて、次の日もう都会ではマンションの賃借条件に入っていることを知りました。 既に都会では、100MBを
云々しているようです。情報があふれてますますその中の何が重要かを見極めるスキル(技)が要求される世の中です。
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