♪ 考える葦 アサギマダラ 海を渡る蝶 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ アサギマダラ:浅葱斑 海を渡る蝶 (自然はそれほど変わっていない! 変わったのはむしろ人間の方!)

 アサギマダラ(浅葱斑、Parantica sita)は、チョウ目・タテハチョウ科・マダラチョウ亜科に属するチョウです。
 翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動することでも知られています。

 この蝶は翅の内側が白っぽく(ここがアサギ(浅葱)なんだけど!)、さらに黒い翅脈が走ってます。
 この白っぽい部分は厳密には半透明の水色で、和名にある「浅葱」とは青緑色、薄いあい色の古称で、この部分の色に
 由来するのです。 まあ、どんな色かは見てください。 その方が言葉で表現するより、よく分かります。

 こんな色に関する薀蓄はどこかで役にたつのかなぁ? そんなことを気にするより、出会った事に感動しちゃいます!
 

 浅葱(あさぎ)色って、、、言葉ではなかなか伝わらないけど、染物に関して日本人の色に対する感受性にはパワーを感じます。

 で、このアサギマダラの南西諸島から日本まで飛んでくるってことにも、すごいパワーを感じます。
 ところで、、、蝶は、1頭、2頭と数えます。 この薀蓄はどこかで役にたつのかなぁ?
 

 帝釈山では秋の七草のひとつフジバカマがきれいに咲き誇り、見頃を迎えていました。
 その辺りには、ひときわ綺麗な装いをしたアサギマダラがフワフワとフジバカマの蜜を求めてやって来ていました。

 ここで、エネルギーを補填してもっと北を目指すのかな? この蝶のパワーに驚いちゃいます!

 この蝶とフジバカマの向こうにはミツバチがいるのですが、、、このあと何が起こるのかな? 深山で謎は、深まるばかりです。
 山では、沢山の出会いと別れが繰り返されます。

 彼らの住んでいる自然はそれほど変わっていない。 それだけは、確か! 変わったのは、むしろ人間の方!
 

■ まとめ

 アサギマダラは標高の高い山地に多く生息しています。 だから、尾瀬国立公園内の帝釈山でこの1頭と遭遇したのです。
 多くと書いて紹介しているくらいだから、珍しくはありません。 だから、こんなに簡単に撮れちゃうのよね!
 

 ふわふわと飛翔する姿を撮ってみました。 失敗?ですが、私の思い出ですから、、、貴重な1枚です。
 
 

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