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■ プリンタ比較論

 磯出大祭礼で撮影した1枚の画像データを使って、4種類のインクジェットプリンタで印刷してみました。
 最近のプリンタはとても進化していますからね。

 撮影した時には、全体のバランスを考えて神輿を担いだり、神輿を制する人の力強さや鳳凰の威厳!など、これだ!
 と興奮しながらシャッターを切りました!

 と書くと、さもプロのような表現ですが、出来上がりを見れば、このくらい後で誰でもいくらでも言える!というサンプルが
 これです。 ね!ちゃんと鳳凰さまが写っているでしょ!
  

 で、話を印刷に戻すと、この画像を、EPSONの970、840、770それにHPの930で印刷です。

 印刷密度は2880dpiから1440dpiまで、インクの種類もカラーが3色から7色まで、ここ最近の機種からちょっと前??
 までのプリンタです。

 dpiとは、ドット/インチで何個のインク滴が打てるかということです。
 数が多いほど、沢山のインクの点が打てるので、細かい表現が出来ます。

 最新機種は、1.8ピコリットルのインク滴を印刷することができますので、目で見ても点は見えないレベルになって
 います。すばらしい!技術の進歩、科学の発展!

 残念ながら、私の周辺にはCANONを持っている人がいないので比べることができませんでした。
 でも、画像データはあるので、いつかチャンスがあれば比べることができます。

 印刷結果は、!!! 当然新しい機種は、高精細で綺麗!です。
 最近の機種は、縁なし印刷も可能でラボに出したような感じで印刷できます。

 でも、出来た写真を見てびっくり、何と縁なしだと、お神輿の上の「鳳凰」の首が半分が切れているのです。
 オリジナルデータを見ると、ちゃんと入っています。上の写真を見れば、ぐるっとお見通しだ!

 もちろん「縁あり」にすれば、全体が印刷されるのでしょうが、大きく印刷したいという、人間の要求に「縁なし」は
 ちょっと魅力です。

 ということで、「この縁なし」を標準で使おうとすると、デジカメで撮影するときには切られる部分を想定して撮影しないと
 いけません。

 ファインダーの中に枠でもあれば良いのでしょうが、簡単なはずのデジカメがちょっと使い辛くなりますね。

 最後に、印刷結果をご紹介することはいたしません。

 その理由は、次の2点です。

 解像度は、当然2880dpiはきれいに表現されている。当たり前!です。

 色合いは実際に見ないと意味がありませんし、好みの問題もあります。
 我が家にはスキャナーがありますが、それで取り込んで、貴方のパソコンで表示される画像の色合いでは実物を
 本当の意味で判断することが出来ません。 

 私のスキャナーの問題なのか、ディスプレイの調整の問題か、要因が複雑過ぎます。

 色合いは見た目で一番気になるところですが、シャープネスやガンマ曲線をいじくると、調整することができます。
 今回はそういう調整なしで、比較してみました。 調整すれば、こんなに綺麗!という世界があるなら、無調整で
 議論してもあまり意味がありません。
 でも、印刷のたびに調整なんて面倒!となると、無調整も意味があることになります。

 いやー、なかなか比較となると難しいものです。自分のプリンタに満足しておく、それが良さそうです。

 なので、プリンタ比較論は私の個人的な楽しみに終わってしまいました。

 気になる人は、電気屋さんに行って下さい。サンプルが沢山あります。
 撮らしてもらって、更に印刷してもらって、お気に入りの機種を買いましょう。
 だって、デジカメやプリンタって、なかなか買っていつまでも満足を感じる物ではないですからね。

 自分の判断(責任)で買う!そう決断出来ない人は買わない方が良いです。そのうち、もっと安いのが出る!
 そう、その真理は不変です。 そう言って待っていられる若い人は良いですね。私なんかもう五十路。
 その内なんて言ってられません。今を楽しむ!そんな毎日です。
 

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