■ 笠間市 ふじみ湖訪問 2003年2月10日
2002年11月末に訪れてから、2ヶ月半ぶりの訪問です。 前回排水作業を開始していましたが、もう完全に水は無くなって
いました。 無くなっていたのは、水だけではありません! 周りの森林も無くなり、見渡す限りぐるりと地肌がむき出し状態に
なっていました。
昔の湿地の一部がほんのわずか出入り口の方に残っているだけです。
ハッチョウトンボはここで保護している!とでも言いたげな取って付けたようなフェンスがありますねぇ。
え、たったのこれだけ?と思うのは私だけかなぁ。
作業車が次々に、土砂を運び出しています。 建設反対の住民運動も起こっているが、工事はどんどん進んでいるんですねぇ。
公共事業のすごさをまざまざと見せ付けてくれますねぇ。 産業廃棄物の必要性も理解は出来ますが、こんな場所に
作らなくても!と思います。 もっと都会の近くに作れば良いじゃん! コンクリートで固めて漏れないような頑丈な奴をね。
港で使うケーソンやテトラポットにすれば良いのではないでしょうか?
今や全国的な規模で産業廃棄物の処分場問題は難しいものがあります。なるべく人目にふれない場所に押し付けたい
気持ちは判りますが、すぐに地下水の汚染と言う結果が見える予感がしています。ビニールシートで漏れないという行政の
説明は眉唾物ですからねぇ。 下流に住んでる私の不安はそんな説明では解消しません。
そうは言っても、笠間市長や県が推進しているので、止めるのは難しいでしょうね。
笠間住民が選んだ市長が決めたのですから、いずれ笠間住民が責任を取るしかないでしょう!
私ら茨城県民が選んだ知事が決めたのですから、茨城県民が責任を取るしかないでしょう!
それが、嫌ならリコールか裁判しかないですね。
■ まとめ
普通のどこにでもある風景が今や失われてしまいました。 エコフロント、、、ハッチョウトンボの生態系を残します!って、言われても、
左下の白いフェンスの中だけですから素直にメデタシとは思えないですねぇ。
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