■ 道具ですから使いましょう!
最近テレビのコマーシャルで、ダウンタウンの松本さんが「電話ですから!話せりゃ、良いやん」と言っています。
もっともな意見ですね。
使いこなせないような高度な機能がいくら付いていても、使わないなら何の意味もありません。
というより、その機能の開発費が値段の中に入っているのは間違いないので、欲しくもない機能のために高い金を
払わせられているということになります。
話せるだけで良いので、基本料金の安い携帯が何故市場に出ないのか?その方が不思議です。
儲からないから!という答えが直ぐに出てくるところが、ちょっと問題ですね。
カメラ付きなんて当たり前! 便利なことは認めます。どこでも、好きな時に撮影が出来るのはとても楽しめますからね。
コミュニケーションの手段として、画像はとても有効です。
メール機能だって、後で読んでもらえます。急いでいない場合には、とても便利な機能です。
道具ですから、そう道具なのです。つかってなんぼの代物です。 使えば使うほど、満足度が増すはずです。
ところが、最近の大量生産、大量消費の時代になると、ちょっと違ってきています。
道具なのに、使わなくても持てば持つほど満足度が増す時代です。
使いもしないバッグやアクセサリーを買って喜んでいる人もいます。投資目的なのかな?
でも、大量生産大量消費の今の時代、古いバックの価値がそう上がるとは思えません。
そういう私だって、カメラのレンズやナイフを集めて喜んでいたり、、、、していますけどね。
ここはひとつ原点に立ち戻って、使うことで満足度を得るような生活をしないといけません。
人によっては、道具を買うことの過程の方を楽しむ人がいます。
カタログを調べ、見積もりを依頼し、値引きを強要する。それが一社ならともかく、あちこちの方面に声をかける。
当人は、その中から総合的に判断して、、、と言っている。 まあ、車のように高額な買い物となると、この位慎重な方が
良いかもしれません。 でも、依頼された方はいい迷惑です。営業担当者の苦悩が感じられます。
値引きの限界値を要求されて、「他で買ったよ!」じゃぁ、ちょっと酷いですね。
車だって道具です。もちろんデザインや撚費など検討すべきことはあるでしょう。 でも、自分で気に入った物があれば
それを買うべきです。まずは機能ありきだと思います。 それが決まったら、どのようなルートで買うのが一番安いかを
検討すべきでしょう。 いろんなメーカーに値引きまで強要して見積もりをさせるという行為は、ちょっと理解できません。
買わないかもしれないけど!と最初から断って、見積もりを依頼すればまだマシかもしれませんが、
相手は本気で見積もりはしてくれないでしょうね。でも、その方がお互いに納得できます。
知人の買い方を聞いていると、値段も条件の内でしょうが、安けりゃ良いの?と思ってしまいます。
車といっても所詮は、道具ですからねぇ。 まず、自分の好みとか嗜好が優先するのが普通じゃないかな。
こういう人って、人の意見を聞くような素振りはしますが、決してそれを採用することはありません。
自分では内心決めていながら、他人の意見を聞く素振りをしているのです。
このような買う過程の好きな人で、買ってから工夫しながら活用している人を知りません。
買う過程が終わると、もう興味の対象ではなくなるようです。
もう少し値段の安いものでいうと、デジカメなんかがこの典型だと思います。
機能について、いろいろ調べて、ゴルフのスィングがムービーで撮れるか?など、悩み。
プリンタで印刷するとこんなにきれいで、ランニングコストは、ラボに出すよりXX円お徳!
そういう話題で一時的に話題が盛り上がります。
でも、でも買ったらゴルフのスイングを撮ったのは最初の一回だけ、印刷も小さなサイズで10枚ほど印刷しただけ。
その後は、カメラの買ったけれど使わない、、、せいぜい月に2、3枚。
で、貴重なデジカメが無駄になるかというと、そんなことはありません。
子供の方が良く使う。何でもかんでも撮って印刷するので、インクと用紙代がバカにならない!
本人はせっせと、インクと用紙を買い続ける。
そんな状態になりますが、買った当の本人は買ったことの満足感を味わっているようです。
買ったら使いましょう! 何しろ道具ですから、、、、使ってなんぼの代物です。
使わないなら、オークションで売り飛ばしましょう! 売ってなんぼの代物です。
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