♪ 考える葦 ロト6と確率論について 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ ロト6における確率論論議                                   みずほ銀行へ

 ロト6は、ギャンブルです。 お金をつぎ込んで、不公平な配分を期待する自分勝手な世界なのです。

ロト6のルールはとても簡単、、、200円を投資して、
1から43までの数字の中から、6個を選んで申し込んで、、、出た目の本数字とボーナスとが、、、
当せんの条件
当せん金額
(理論値)
1等
申込数字が本数字に6個全て一致 [1通りのみ]すれば、
約1億円
2等
申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、
さらに申込数字の残り1個
がボーナス数字に一致 [6通りのみ]すれば、
約1,500万円
3等
申込数字6個のうち5個が本数字に一致 [216通り]すれば、
約50万円
4等
申込数字6個のうち4個が本数字に一致 [9,990通り]すれば、
約9,500円
5等
申込数字6個のうち3個が本数字に一致 [155,400通り]すれば、
約1,000円

(理論値は、1ユニット売り上げ総額12億円のうち当選者に配分される不平等な配分です。)


そうです! ロト6は確率論の世界ですから、話はすごく簡単なのです。
組み合わせの数は、43個の玉っころの中から6個を選ぶのですから、その組み合わせの全ての数は、、、
(43x42x41x40x39x38)÷(6x5x4x3x2)=4,389,446,880/720=6,096,454となります。

これだけの組み合わせが均等に全て販売されたとすれば、1枚200円ですから、
200円x6,096,454枚=1,219,290,800円が売り上げです。

そうです!話は単純です。 集めた12億円のお金を、1等には一人だけ1億円、2等の6人には1500万円、、、
 そんな配当がある世界なのです。

過去の結果には、統計上の理論値を大きく乱す暗黒面のフォースを感じます。

でも、そんなことは全て確率論の世界だよ!と、言う人がいます。 私の身近にもね!

そういう人は、同じ数字が5回も連続して続くことすら、確率論だから起こって当然!って言うのです。
私が確率的に5回も続くことはありえないと言うと、君は確率論を理解してないな!と言って、不思議な顔をします。

たったの300回の実績の中で起こっている同じ数字が5回も続くというこの事実を
さらには、1等よりも2等の本数が少ない回が現実にあっただなんて!!!

それを「確率論の範疇!」だと平気で言えるなんて、、、何故???

あげくの果てには、「君がロトが確率論でないと言い張るなら、君はロトでどの位儲かったの?」と挑発的に聞いてきます。

まだ300回にも満たない回数なのに儲かったかを聞いてどうしょうと言うのか?
どうやら、このN氏は確率論を本当に理解してはいないようですね。
少なくとも、100万回位やってみないと確率論の矛盾はわからないのですけれどね。

43個の数字から6個を選んで、その中の2個が前回の数字と一致する確立は?

それがたったの300回しか満たない過去のロト6の中に何回起こったか?
何故こんなに多いの??? 普通そう思う貴方は普通の感性を持っています。
確率論だから、当たり前と言い張る人は(N氏も!)、、、好きにしてください。 ロトってそんな世界ですから!

何故か同じだ!それが、問題だし、暗黒面のフォースなのです!

■ まとめ

 いろいろごたくを並べて文句を言うなら、買わなけりゃ良いじゃん!
世の中そんな意見もあるでしょうが、それでは世の中面白みに欠けます!


私の意見を信じない! それも良いでしょう。 そういうN氏を私は好きです。
だって、私の当選金額がN氏のおかげで増えるのは「間違いない!」のですから!

PS.確率論により考えることは非常に有効です。 ロト6がどんなものかを理解する上ではね。
ロト6で使われている43個のボールには過去の事を覚えている知能はありません。
ですから、攪拌されて、転がって、たまたま選ばれるのは確率論で選ばれるボール(数字)です。

前回「1」が出ていたとして今回も又「1」が出る確率は、前回「1」が出ていなくて今回「1」が出る確率と同じです。
そうなのです。 ボールは過去を引きずらないのが確率論なのです。

ここでちょっと本気で確率を考えて見ましょう。
「1」が前回出ました。 これは事実だとしましょう。 で、問題は次回に「1」が再び本数字になる確立は?ということです。
その確率は、6/43=0.14です。 14ポイントもの確立で同じ数字が出るのだから、連続するのは当たり前!だ。
だから、N氏は連続することに驚かないのでしょうねぇ。

 これを大きいとみるか、小さいとみるかで意見が分かれるところです。

1個選ぶなら、1/43ですが、6回のチャンスがあるので、6倍になるのです。

6/43=0.14 14ポイントも「1」が出る!と「プラス思考」で考えるのか、

(43−6)/43=37/43=0.86

 86ポイントの確率で「1」が出ない!
「マイナス思考」で考えるのか、
それが問題だ!

リアルタイムで進む世界なら、1/43で出ない! 次は、1/42で出ない! 次は、1/41で、、、が正しいのです!
ですから、もっと計算が面倒なのですが、、、ここは、そんな事を論議しても意味無いじゃん!の世界です。

そうね!大体ね!それで良いのです!

普通なら0.86の確率で出ないなら「1」を選ぶのは意味無いじゃん!となります。
と、ここでロト6には6個のボールがあることが意味を持ってきます。
 そうです。「1」のような次回に引き継がれるべき数字は実に6つもあったのです。

やったね! 話を単純化して「1,2,3,4,5,6」が前回出たとしましょう!
で、今回は? 何が出るかな??という次なる問題になりました。

何が次かと言うと、確率論では「1」以外の数字も「1」と同じように購買者への当たるかも知れないという期待を抱かせる
同じ権利を持っているという事実です。

6個の数字が「1」と同じ権利、、、だから、、確立論では、、、、
0.14x6=0.84 何と84%もの確率で、、、同じ数字が又出てしまう、、、、???

騙されてはいけない!!! 世の中そう甘くはないのです。
14ポイントが増加することはありませんから!

でもね! 最初に選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/43ですよね。
で、ここは当然外れる確率の方が高いのだから、外れたとして2個目を選ぶ!

すると、2個目を選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/42ですよね。

同様にして、
3個目を選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/41ですよね。
4個目を選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/40ですよね。
5個目を選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/39ですよね。
6個目を選ぶ時に前回の6個にかぶる確率は、6/38ですよね。

これらを足すと、6/43+6/42+6/41+6/40+6/39+6/38=0.8905
何と、89ポイントの確率で前回と同じ数字が出ても確率的にはおかしくは無いのです。

なら、同じ数字を買うべきだな??? もう、ここまでくると、メタパニ状態です。

そんな論議をするより、お店に行って買わなくっちゃ! そうしないと、全ては始まりませんから!

■ 本当のまとめです

確率論では、当たりを狙うより、反対にハズレを考える方が単純な場合が多いものです。
トータルは、必ず1になるのですから、、、複雑な起こり得る組み合わせをごちゃごちゃ考えるより、
起こらないことを考える方が単純なのです。 で、1から引けば、、、答えが簡単に出ます。

確率的に連続して同じ数字が出る! その確率は、61.9%です。

え、そんなの信じられないですって? まあ、そう思うでしょうけどね。

43−6=37個の中から6個を選んで、それが前回の数字の中にないのですから、その組み合わせは、
  (37x36x35x34x33x34)÷(6x5x4x3x2)=1,673,844,480/720=2,324,784となります。

起こりえる全ての組み合わせは6,096,454です。

(1− (2,324,784/6,096,454)x100)=61.86662%

正しい確率論では、ロト6において同じ数字が続く確率は約62%です。

それより多く続いていると私が感じているのですが、、、N氏にはそれが判らないようです。

コインに過去を記憶する力はありません。ですから、次に表が出る確率は1/2です。
サイコロを投げて、、、サイコロも過去を記憶しませんから、、、1が出るのは、1/6の確率です。
私もそんな教科書に書いてあるような確率論は理解しています。


でも、「同じ数字が5回も続く」ことや「1等より2等の本数の方が少ない!」
それが発生した!という事実!

そんなことが私が生きているこの時に起こる事に感動しているのです。
まだ400回にもならない回数なのに、、、これは異常だ!

まあ、N氏にとってはそんなことも感動すべき事ではないという程のささいな事なのでしょうけれどね。

いったい、N氏はどれ位非常識な事が起こればその異常性に気付くのかなぁ?

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