■ 健康診断閑話
健康診断で採血をしました。 (エイズ検査が目的ではありません)
最近は科学が進歩したおかげで、血液を分析するだけでかなりの症状が判ります。
このところお酒の大好きな私としては、ガンマ-GTPの数値が非常に気になります。
知人であるN氏と二人して診療所に行きながら、健康についての話題に花が咲きます。
N氏も採血したのですが、彼の場合には針が巧く血管に入らずに、両方の腕に針を刺されてしまいました。
「運が悪かったですね!」と、普通ならささやかながらN氏へ私が同情して話しは終わりです。
 
でも、このお話には続きがあるのです。 それは、、、
そんなこんなで、夕方になったらN氏が私のところにきていきなり彼の腕を見せるのです。
良く見ると、針の刺した所が内出血していて、腕の一部が浅黒くなっています。 いやー、こりゃひどいなぁ。
「あの看護婦はとんでもない下手な奴だ!」と、N氏はいきまいています。
最近N氏は自分が高血圧であることを気にしており、身体のことには非常なまでに神経質になっているのです。
それでなくとも高血圧の彼の体の中には、アドレナリンがあふれて怒りが治まらないようです。
■ まとめ
可哀想なN氏、、、同情しちゃいますねぇ! 両腕に針を刺されて、内出血までするとは、、、本当に可哀想なN氏!
でここから、いよいよこの話題は大団円を迎えます!
 
私にはちょっと気になることがあったのです。
私 「そういえば昼休みに、健康の為とか言って縄跳びをした!と、言ってましたよね!」
「注射した日に過激な縄跳びをしても良いのですかねぇ?」
と、言うと、何故かN氏は黙ってしまいました。
これにて一件落着! 可哀想な看護婦さんの汚名がはれて良かったです。
【今日の教訓】
身の回りには、とんでもない誤解で逆恨みされる場合があるって事例です。
N氏も私に最初に話したおかげで、自分の愚かさを他に吹聴しないで済みました。 ですから、彼はラッキーでした。
私の周囲にN氏のような人がいると、危険だなと思う反面、ある意味楽しませてくれます。
私も、ここに話題を提供出来たので、みんなハッピーエンドです。
まずは少しだけメデタシ、メデタシということにしましょう。
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