笠間は稲荷や焼き物で有名ですが、なかなか美味しい蕎麦を出す店が多い場所でもあります。
昔からあるお店や新しく開店した店など様々ですが、個性的な店が多いので比べてみるのも楽しいですよ。
「そば家 和味」 「手打そば 一茶庵」 「手打そば いそやま」 「蕎麦きり 山都」 「石挽蕎麦家 尚庵」 「そば切り 一兵衛」
「そば処 柊」
そば家 和味
千葉県松戸市から移り住んだご夫婦が2006年11月に笠間の地でお蕎麦のお店をオープンしました。
自然食をテーマに安全なスィーツや自家焙煎オーガニック珈琲やお蕎麦がいただけるお店です。 今日は「新蕎麦」だよね!

蕎麦は江戸風の細麺で、もり汁も江戸風のから汁です。 箸は割り箸ではなく、薬味は葱と辛味大根でした。

野菜天ぷらは大きめの品が美しく盛り付けられています。一番下には、「柿」の天ぷらがありますが、見えないなぁ。

手打そば 一茶庵
足利にある一茶庵でご主人は修行をしたそうです。 変わりそばもあるようですが、冬場はそれがありません。
ということで、冬季のメニューがこれです。

三色そばって、どんなかな?

お店の前には日動美術館の大きな駐車場があります。 右は鴨せいろです。

手打そば いそやま 笠間市本戸 もっと詳しく知りたい人は、「いそやま」さんで!
2003年秋にオープン! 場所がちょっと判り難いです。 笠間といっても、「JR稲田駅」に近いですからねぇ。
メニュー:せいろもり700円、おろしそば750円、とろろそば750円、天ぷらもりそば・うどん1100円
鴨南つけそば・うどん950円、舞茸つけそば・うどん850円、カレー南蛮そば・うどん900円
お蕎麦を待つ間、沢庵やワラビなどのお通しでお茶を飲みます。 これが、「笠間焼きかぁ!」なんて、器を眺めながらね。
で、出てきたお蕎麦は、コシのある美味しいものでした。 こりゃ、良いわい! でも、天ぷらも気になります。
蕎麦の延びるのも気になるし、温かい天ぷらも食べたいし、、、悩みはつきません。
また、この天ぷらが美味しいのよねぇ。 海老やキスと言ったお約束のネタの上にそれらが見えないほどの山菜の天ぷらが
乗っています。 フキノトウなど、ほろ苦さがもうたまらんワイ!

蕎麦きり 山都(やまと) 笠間市
メニュー:せいろ、田舎650円、天麩羅せいろ1100円、つけ鴨せいろ1100円
私が行った時の一品は、サツマイモの甘露煮(干し葡萄と一緒)でした。 うどんもあります。
せいろは細麺ですが、コシがあります。 次回は太い田舎を食べてみたいな。
私はつけ鴨でしたが、隣のテーブル席の天麩羅も種類が多く美味しそうでした。(隣の芝生効果?かな)
場所がメインの道から外れているので、知名度は低いかも! でも蕎麦のレベルは高いです。
蕎麦湯はさらりとしていますが、もり汁に入れると、カツオの香りがとても素敵です。

石挽蕎麦家 尚庵
笠間には美味しいお蕎麦を食べさせてくれる店が沢山あります。ここもそんなお店の一つです。
二八のせいろは600円。 この店は十割蕎麦がお安いです。石挽き十割が750円です。
私の好きな辛み大根おろし十割は950円。 こりゃ良いワイ!と辛み大根おろし十割を頼むと、こんなのが出てきました。

そうです、自分で好きなだけ、辛み大根をすりおろすのです。蕎麦と辛み大根はベストマッチ、大好きです。
ついつい、すり下ろしに力が入ります。
ちなみに、私の好きなそばがきはこんなです。 ふわふわ、もちもちで美味い。いやー、私の楽しみに限りはない。

そば切り 一兵衛 笠間市
笠間芸術の森の近くにあります。主人は那珂町の藤兵衛で修行をしたそうで、この店の白雪も更科系を食べたく
なったらなかなか良いですよ。

2005/5/4 店の前にはこんなメニューがありました。

この店は注文してから、そば切りを行います。(混雑した時間帯は不明ですけどね。)
庖丁のトントンという軽やかなリズムが聞こえます。その奥では石臼がまわっています。

白雪は透明感のあるおいしいお蕎麦です。細麺ともり汁の相性もばつぐんです。

そば処 柊(ひいらぎ) 笠間市
笠間芸術の森の近くにあります。新築の店内で、美味しい蕎麦を食べることができます。
入り口からは蕎麦を打つところを見ることができます。
そば粉は奥会津産の玄蕎麦を石臼挽きしたものです。 蕎麦は外二です。

足を下ろして座れるので、ゆっくりとできます。

から汁はなかなかのものです。蕎麦湯で割ると、その美味さがはっきりとします。
天汁も少し甘めの味付けで、素材の美味しさを味わうことができます。京風の味付け!

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