♪ 考える葦 近頃廻りが騒がしい (子育て論) 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 近頃廻りが騒がしい (子育て論)

 殺伐としたニュースが頻繁に流れている。深夜のニュース番組を見ていると、キャスターがそんな世相を冷ややかな
 口調で正論で責めている。

 正論、けっこうなことである。でも、その正論を自分の身をもって行えるかが問題だ。
 犯罪予備軍の行動を目撃して、それをきちんと叱るだけの行動がとれるかが問題です。
 私にはとてもそんなことは出来ません。小市民で弱い人間ですからね。

 キャスターが悪いことをした子供がいると、その親に責任があるという。
 ある意味、それは正しい意見でしょう。でもそれだけで片付けられる問題でもないと思います。

 私にも子供がいますが、子供の性格というのはかなりの部分が、持って生まれたものだと思います。
 同じように育てても、兄弟が同じ性格にはなりません。それどころか、非常に異なる性格になるような気がします。
 それは成長過程における家庭の環境などにもよるでしょう。
 友達や学校の影響も大きいでしょう。それでも一番の基礎にあるのは、家庭だし、親の躾(しつけ)が大事だという
 ことも、たぶん正しい意見でしょう。

 けれど、さらにそれの根底に子供が持って生まれてくる性格があるような気がしてなりません。
 それまでを考えながら人間としてあるべき本当の姿に導くことが、「躾(しつけ)」ということではないでしょうか。

 私なんか、自分の子供の躾で手一杯です。とても他の子供や躾のなっていない若者まで口を出す余裕はありません。

 ましてや悪いことをする子を叱ってあげく、「ほらあの怖いおじさんに怒られるから止めなさい!」
 なんて馬鹿なことをいう親まで躾る気にはなりませんからね。

 子供から逃げるな! 大人の責任をはたそう! とは、言っても、昔と比べて叱られて素直に謝る子供も少なくなった
 ような気がします。 母親の胎内にあるうちから子供は学んでいるようです。
 最近の暗いニュースを聞きながら成長することを思うと、やはり胎教には音楽の方が好いような気がします。

 今となって遅いのですが、うちの子供は優しくて素直ですよ、、、、と、思いたい今日この頃です。

■ まとめ

 観天望気は自分の性格を親のせいにはいたしません。 多重人格になったのは、全て私の責任です。 
 

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