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■ ラーメン戦国時代

 最近は、全国的にらーめんブームである。
 どのくらいブームかというと、ネット検索のGoogleを使い、"らーめん"で検索すると、160000件ヒットするくらいの
 ブームだと判ります。

 これを"ラーメン"で検索すると、2880000件がヒットします。 これも めちゃ、多いです。
 何と、「ラーメン」対「らーめん」は、18対1です。 同じものでも、情報量としてみると大違いっていうことです。

 これを数学的に表現すると、ラーメン:らーめん=18:1となります。
 世の中の多くの人は、「らーめん」を「ラーメン」と、表現しているということですね。

 ちなみに"らあめん"で検索すると、9310件、"らぅめん"なら439件です。
 世はまさに個性の時代、いろんな表現があるものです。

 "蕎麦"337000件と比べても、如何に"ラーメン"の方が話題性があるかを示しています。
 (ほんまかいな?と、言われそうですけどね。なお、件数の調査は、2003/12に実施しました)

 "そば"は2920000件とトップなのですが、これは「蕎麦」以外の意味の単語も含まれるので、比較しても意味がありません。

 ここまでくれば、「毒を食わば、皿まで」ですから、
 "ラーメン屋"331000件、"らーめん屋"4630件、"そば屋"88900件、"蕎麦屋" 91800件

 何が正しいかは別にして、言葉として多くの人に使われているのは、"ラーメン屋"、"蕎麦屋"のようです。

 と、こんなにブレイクしているラーメンですが、最近はもうテレビで取り上げられることが少なくなりました。
 昨年の大晦日には、日本テレビが社運をかけて3時間番組で放送したのにね。

 でも、まだまだ静かに、でも熱くブームは続いています。
 新宿の武蔵では、いまだに行列の様子や新製品の話題がニュースで紹介されたりします。
 茨城の地においても、北海道や京都のお店がチェーン展開をはかっています。
 お店が増えると行列をつくらなくても食べることができるので、まともな状態になります。
 お店は客を奪い合うくらいが良いのです。そうすれば、品質や値段の競争がおこって、皆で適正な価格で、
 美味しいラーメンを食べることができます。

 しかし、お高いですね。一杯700円ほどします。 色々なトッピングを頼むと、1000円近くになります。

 ランチでなら西洋料理を出す店で、1000円ほどの処もありますからね。
 そんな店でランチを食べると、前菜から、デザート、コーヒーまで楽しめます。

 文句を言うなら行くな! 高いと思えば行かなけりゃいい。 価値が判る人だけが食べに行けばいい。
 そういう意見をお持ちの方もいるでしょう。

 でも私は「そば」や「ラーメン」といったものは、もっと気楽に食べることが出来るものであるべきだと思います。

 幸いなことに、茨城には安いけど美味しいラーメンを食べさせてくれる店がまだまだあります。
 だいたいの場合、そのようなお店は古くて、内装は誉めたものではありませんが、そういう店の方が落ち着きます。

 最近のトレンドは「化学調味料に頼らず、天然素材だけを使って!」のようですね。

 化学調味料を使っているので、舌が痺れる! あの店は駄目だ!そんなことをいう人もいますが、
 私はそんな柔な舌は持っていません。 駄菓子屋で粉末ジュースを買って、それを舐めて、舌が赤くなっても
 生き抜いてきた私です。 人工甘味料や人工着色料の洗礼を受けても、その刺激を感じない鈍感な私です。

 化学調味料は旨味成分を抽出、合成したものですから、それを食べて舌がしびれる程敏感な味覚を持ってる人って
 すごいと思う反面、可哀想な人だなと思ってしまいます。

 そんな私なので、新しいラーメン屋さんにも行きます。 安いラーメン屋さんやフランス料理の店にも行きます。
 化学調味料を使う店=安い! 良いじゃないですか。 自然食材を使う店=高い??? それも、良いじゃないですか。

 そんなお店の情報を仕入れて食べ歩く、その味と値段とのバランスをどこで取るか! お店と私の真剣勝負!
 それが最近の私の休日のお楽しみなのです。

 ラーメン戦国時代ですが、消費者にとっては選択の幅が広がって良い状態ってことですね、たぶん。
  

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