♪ 考える葦 高専ロボコンの楽しみ方 (2002年編) 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 高専ロボコンの楽しみ方 (2002年編)

 年末になると、NHKで高専ロボコン(ロボットコンテスト)が行われます。
 毎年違う内容&ルールでロボットに競技をさせるものです。

 今年(2002年)の競技は1mの段差の上からスタートして、フロア上の台にダンボールを積むという内容です。

 地方予選を見ていると、けっこうこの段差に苦しめられている。ダンボールの階段から落ちて転倒するマシンが多いのに驚きます。
 落下時の衝撃のせいか動かないマシンも多かったです。

 大きさと重量の制限があり、部品を外したり、フレームに穴を開けたりと苦労している様子が紹介されます。
 勝ち抜け戦なので、耐久性も重要な要素です。

 敵への意地悪をするメカニズムを搭載している機種も多いが、そんなマシンに限ってメカが複雑でまともに機能しないのです。
 一番虚しいのは、妨害機能は正常に動作したが、ダンボールを積む機能が動作せずにみじめな負け!
 こうなると、もう本末転倒ですねぇ。

 やはり、シンプルな構造で、軽量のマシンの方が得点を確実に入れることが出来ます。
 もちろん、ユニークなアイデアを出すのが目的の一つだから、独自性のある物は審査員の印象も良いです。
 しかし、競技に負ければそれで終わりである。地方大会で勝たなければ、全国大会には行けないのだから、やはり
 勝つことにとことんこだわるべきでしょうね。

 積むなら積むでがんばる、妨害するならいくら非難されようと姑息な手段で妨害するのです。
 そのくらいがんばるべきです。 中途半端は何も得るところがないようです。

 生徒の発想に任せるって言う指導もあるでしょうが、あまりにお粗末なマシンに時間を掛けさせるのを見ると、指導者として
 それでも良いの???と思ってしまいます。 生徒は負けると、本気で泣いてますからね。

■ まとめ

 今回、重い電源を切り離すマシンがないのが不思議でした。

 電池の性能が良くなったので、本体に搭載しても、高速に走行できるようになったんだ!と、感心しながら見ていました。
 デジカメの電池がもたないと嘆いているのもあと少しの我慢かもしれません。
 自分ならこう作るのに!と思いながら見ると、楽しさが倍増しますよ。
 

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