♪ 福島の風景 背戸峨廊 (せとがろう) 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 背戸峨廊(せとがろう)にて渓谷を楽しむ

 背戸峨廊(せとがろう)という名前は、詩人である今は亡き「草野心平」によって命名された渓谷の名称です。

 「背戸」は隠れた所を、「峨廊」は美しい岩壁を意味するとのことで、そんな隠れた美しい岸壁を秘めた背戸峨廊は福島県いわき市の
 郊外にあるとても魅力的な場所なのです。 そんな場所ですから、私も何度となく訪れました。


 夏井川の支流である江田川が奇岩怪岩の間を流れ、大小の滝のある変化に富んだ景観のなかをトレッキングすることができます。

 電車で行くなら磐越東線 江田駅下車です。
 車なら背戸峨廊の入り口近くに駐車場がありますが、更に奥にも20台ほどの駐車場があります。
 のんびり走る磐越東線 江田駅の近くの風景 背戸峨廊 国道脇の駐車場

 登山道入り口にある奥の駐車場 左手の建物は水洗式のトイレです。
  

 まずは地図を見ながら、本日の作戦をたてましょう。 見るべきものをしっかり把握してから出かけないと後悔しますから、、、

 トレッキングのコースだって、風雨により日々変化します。 「るるぶ」を信じて歩くと、後悔することになるかも!

 自然って、そんな場所です。 自分の感性をとぎすまして歩かないと怪我をします。 石で躓いて、、、そんな事の注意書きは
 教科書には書いてありません。 ぬかるんでいたら滑らないように、重心を落として、小幅で歩く、、、そんな基本が大切です!
 夏井川渓谷 背戸峨廊 案内板

 入り口にはベンチもあり、散策後にくつろぐ人々がいます。
 

 登山入り口を通過、遊歩道に入るとすぐに、綺麗な沢があらわれ、屏風岩、廻り淵を過ぎると東屋があります。
  

  

  

 トッカケの滝 更に上流に行く為の梯子がありますが、別の登山道を登れば無理に梯子を使う必要はありません。
 

 では、さらに上流を目指しましょう。
  

  

 鎖場もありますが、雨で濡れていなければそう滑りません。
  

 この登山道では基本は登りです。 帰路を使わないで戻ってこられると、混雑の季節では渋滞が発生してしまいます。
 でもこの季節なら、そんな我侭も許されます。 (帰路は尾根伝いに登山道入り口まで戻るコースです。)
 

 では、更に上流を目指しましょう。
  

 片鞍滝 水が扇状に流れ下る美しい滝です。
 

 

 竜門滝 左手に見える鎖を使いながら、更に上流へと道は続きます。 滝の上部の岩は濡れて無くても滑り易いので注意!
 

 鎖場は注意しましょう! 
  

 黄金とろかし
 

 黒鍋淵 ここまで来るとかなり汗をかくので、マイナスイオン効果で爽やかさなのは貴重です。
  

 

 竜の寝床 この辺の岩は特に滑り易いので注意が必要です。
        基本はあまり鎖に頼らないで、自分の手足で3点支持。 無理は禁物です。
  

 きっと、草野心平さんもこの景色を気に入ってたでしょうねぇ。 マイナスイオンが充満していて、とても落ち着けます。
 

 ここまで来れば、「鹿の子滝」はもう直ぐってことです。
  

 鹿の子滝 ここまでくれば、背戸峨廊のお楽しみもあとわずかです。 今年生まれた岩魚の稚魚が泳いでいました。 秋だなぁ。
 

 三連の滝 背戸峨廊で最後の滝です。 ここからは沢を離れて尾根沿いに、駐車場へ戻ります。
 

 どこが三連なのか??? は、見る場所、見る時期を変えないと判りません。 2005年10月は残念!
 

■ まとめ

 鎖場もあるのですが、注意すれば子供でも楽しめる場所です。

 特に紅葉の時期には当然ながら訪れる人が多いです。 そんな風景もご紹介します。
  

  

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