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■ 石臼奮闘記 その6 (私の買った臼の評価)

 うんちくを学んだら、私の買った石臼がどれほどのもんじゃい! と、気になるので確認をしました。
 方法は至って簡単、目がつぶれるのを覚悟で、上臼と下臼とをそばの実を入れないで、すり合わせてみたのです。

 石と石とが当たるところは、光沢がでてきます。 それで、とんでもなく当たり具合の悪いことが判りました。
 (立派な石臼でこんなことをしたら駄目ですよ!目がつぶれます。)

 接触しているのは、全体の5%ほどしかありません。 それも、一番重要な縁の方ではなく、内側なのです。
 大きく2箇所に500円硬貨ほどの盛り上がりがあります。
 これでは、均一に細かいそば粉が挽けるはずありません。
 まあ、予想していたとはいえ、ここまでひどいのか、と少しショックです。

 出張ったところを、がりがりと強引に回して、擦り合わせで平らにしようと努力してみましたが、ついに力つきてしまいました。
 その反面、上臼と下臼が当たったところで、砂が入ったようなそば粉にはならない事が良く判りました。
 はやり、そば粉に砂が入る原因は、玄そばに混じった小石ですね。

 がんばって回したので、右肩に軽い筋肉痛を感じています。 体を動かすので、健康に石臼は良い!

 こりゃ、タタキなるものを買ってきて、コツコツ削るしかありません。
 我が家には、ディスクグラインダーなる近代兵器がありますが、そんなので削ったら、やり過ぎる危険性大ですからね。

 石臼、、面白いです。 本当に精密機械です。

■ まとめ

 シンプルな物だけに石臼がますます好きになりました。

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