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■ 石臼奮戦記 その7 (買った石臼の改造)

 石臼を擦り合わせた結果、驚くほど平面度が悪い事が判明しました。
 そこで、このままでは許さん!と言うことで、改造に着手しました。

 大きなDIYに行き、タタキを購入したいと店員に告げたのですが、タタキなるものがどんなものかすら、知りませんでした。
 まあ、当然ですね。 もちろん、現物はありません。(先端がマイナスのドライバーのような形をしたかなづちです。)

 まあ、石屋さんくらいしか買わない代物ですから県内一のDIYとはいえ、在庫など無いようです。
 で、たがね(鏨)を勧められました。(でも、今回は買いませんでした。
 最後の目立ての時には必要になりますけどね。)

 まあ、今回は全面を平らにするのが目的なので、ドリルに小さめのヤスリを付けて出張っている処を少しづつ、
 切削していくことにしました。

 少し切削してみて、再び石臼を擦り合わせる。また、別の出っ張っている所を切削する。
 これを繰り返して行けば、全ての所が出っ張っている!=平面って事ですからね。

 つまり、最初は極わずかを切削すれば良いのだけれど、完成に近づくとほぼ全面を切削しないといけないのです。
 う〜む、市販の石臼が高い(10万くらい)のもうなづけます。
 石屋さんの機械で、がりがりやれば簡単に平面が作れます(じゃないと御墓は作れません)が、個人がやれることと言えば、
 コツコツしかありません。

 しかし、一度きちんと平面度を出しておけば、石と石とが当たる訳ではないので、半永久的にこの作業はしなくてもすみます。

 私の購入した石臼は、外観的には立派なものです。
 でも肝心の臼のすり合わせの機能が未完成です。 まあ5000円ですから、それも仕方ありません。

 まあこれも、石臼キットを買ったと思えば、完成までの過程の楽しみを味わえるのだと、プラス思考で考えることが出来ます。

 昔プラモデルを買ってもらい、作る楽しみを味わいました。石臼も同じです。
 最初から完成品を買うと、この作る喜びが味わえないのです。
 (屁理屈も言ってみると、自分を納得させることが出来ます。)

 と、いうことで気の遠くなるモグラタタキにも似た作業を開始しました。

 ここでちょっといっぷく!
 一時間ほどかけて10回ほど、やりましたが20%くらいしか平らになりません。
 なるほど、理屈は判るが、実際の作業はなかなか大変なものである。
 それでも、電動ドリルのおかげで削る作業には力がいらないので助かります。

 気長にやれば、いつかそのうち平らになるでしょう。
 降り止まない雨は無い! 春の来ない冬は無い! 平らにならない臼はない!

■ まとめ

 石臼も成長しないとね。 それに合わせて私の味覚もね!

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