♪ 考える葦 石臼の改造 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 石臼奮戦記 その8 (石臼の改造 Part2)

 石臼の、改良をやっています。 コツコツ、コツコツとね。

 出っぱっている所を少しづつ、切削しているのです。 で、やっと全体の80%くらいが、「平ら」になりました。

 最終的には、全ての凸部が無くなれば完成です。

 最初は少し削れば良かったのですが、今では80%も削らないと、次の目標である81%にならない世界なのです。
 次第に疲れてきて、ここまで平らになると、どこで止めようかと悩むところなのです。

 そこで、試しに蕎麦の実を挽いてみることにしました。 実際の物で評価すれば、これほど確かなことはないですからね。

 で、前回と同様、100gのそばの実を挽いてみました。
 篩(ふるい)で篩うと、90gのそば粉が取れました。 石臼を購入した最初の頃は、70gだったので、かなり良好になっています。

 理想である全周が平らになれば、かなり良いそば粉が取れそうです。

 今回のそば粉も、手で握るとしっかりと餃子のように手の跡が残ります。
 このことは、「そば粉の水分が適度にある良い状態である」ことを示しています。

 教科書には、石臼で挽くと水分が飛ばないので、しっとりとしたそば粉になると、書いてあります。 ふむふむ、納得、納得。

 平面度100%を目指して、まだまだ、コツコツは続きます。
   

 上の写真を見ると判りますが、平面が80%では残りの20%の隙間から粉が漏れます。

 つまり、隙間があるので、挽ききれずに目の粗いそば粉として出て行ってしまうのです。
 隙間と言っても、0.2〜0.3mmくらいだと思いますが、粉は嘘をつきません。
 そば粉の山の様子をみれば、どこが駄目か!が、一目瞭然です。

 そう、駄目なのは80%の平らな部分です。 ここを全て更に約0.3mm削らなくてはいけないのです。

 100%になると、石臼の側面全体から粉が出るようになります。 今より、ずっと均一の細かいそば粉がね!
 それまで、コツコツが続きます! 趣味じゃなけりゃ、すぐ妥協するのですけどね。

■ まとめ

 コツコツ、コツコツ、、、美味しい蕎麦掻作りを目指して私の夜は更けていくのです。

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