♪ 食道楽 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ そば処 もとき


 長野県松本市にあるお蕎麦屋さんです。

 吟醸そば、、、なるものがあります。 そばを30パーセントまで磨いて作る「吟醸そば」と、お店のポスターに書いてありました。
 不思議です。 米と違って柔らかな蕎麦の実は割れてしまうので磨げません。 それをやれる技がこの店にはあるのかな???

 自分の石臼で、蕎麦の実を挽く私ですが、ついつい「嘘くせー!」と思ってしまいます。
  

 吟醸もりそば(一人前)二枚1200円、大盛り一枚800円。 標準なのが二枚ってとこが、面白いですね。

 え、写真がボケてて、メニューが見えない、、、そうですねぇ。 失敗作ですねぇ。 なので、文書にしました。
 もりそば(1人前/2枚) \1,200  ざるそば(1人前/2枚) \1,300
 天ザルそば(ざるそば2枚+天ぷら盛合せ) \2,200  天ぷらそば \1,200
 もり天そば(もりそば1枚+天ぷらそば) \1,800  ざる天そば(ざるそば1枚+天ぷらそば) \1,850
 ひたし豆 \300  きのこ \300  つけもの(野沢菜漬け) \400

 それよりも、肝心な蕎麦をご紹介しましょう。 もりそば 大盛り800円です。
  

 特徴は蕎麦が短い! 10cm程しかありません。 つるつるとかズズーとかの世界ではないのです。 ズ、で終わり。
 吟醸、、、の意味が判りません。 今の時代十割更科のそば粉を用いても、普通の長さの蕎麦は打てます。
 いくら磨くといっても、この蕎麦にたどり着いた意味が判りません。 それとも、最近のトレンドは短い蕎麦なのかな?

 沢山のお客が訪れていましたので、多分皆さん満足しているのでしょうね。 私の場合、色んなお蕎麦屋さんを知っているので
 吟醸がどんなものかを確かめる為に訪問してみました。
 でも私の場合30%まで磨いた吟醸の短いお蕎麦より、少し粗めの挽きぐるみの蕎麦粉を使った、外一くらいの方が美味しいと
 思います。 挽きぐるみだと、100%使えるので作り易いですからねぇ。

 ちなみに、吟醸で30%まで磨いた残りを捨てる!と思っている人がいるようですが、そんなことは普通ありません。
 大吟醸といったお酒を造る時に磨いて出たお米の粉は、煎餅(せんべい)などの原料になります。

 お蕎麦の世界だって、、、田舎蕎麦を食べるのが好きな人が居ますからねぇ。 実際問題、磨かれて出た粉の方が
 人間にとって必要な成分が多いのです。 いやー、ますます吟醸の意味が判らなくなってきました。

■ まとめ 

 人気店だから、沢山のお客が来ていました。 好みの世界だから、短いそばが好きな人にはお勧めなお店ってことかな。
尾瀬で幕営しま専科
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