♪ 考える葦 山での食事 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 登山で食べる食料について

 山用品の店に行くとさまざまな食料品が売られています。 いわゆるドライフーズという代物です。

 ご飯の場合には、「アルファ米」と言って、お湯や水を注ぐだけでそれなりのご飯ができる、、、そんなチョー便利品です。
 お湯なら短時間、水なら、それなりに、、自分で確かめてね! 私の場合、冷たい食事を体験したことがありませんから。
 白飯だけでなく、山菜おこわやピラフなんぞもあり、軽量化にとっては非常に重宝なものです。

 ドライ関連ではおかず類も結構揃っています。 値段は高いが、山で食べることを思えば、、、しかたないな。
 でもそんなのを山で食べていると、俺は宇宙飛行士か?と思ってしまいます。

 このドライフーズ、味は良くありません。 美味いという人もいるでしょうが、私はまずいと思います。
 (美味いと思う人はそのまま食べれば良いだけのことです。) で、ここから工夫がはじまります。

 私の場合、単独行ですが縦走はしません。 なので、山小屋があるような所にしか行きません。 ドライフーズは持って
 いきますが、食べません。 ???非常食としてザックに入れてあるのです。
 軽いので、持って行って、、、結果的に持ち帰ることになってもそれ程苦にはなりません。

 では、何を食べているかと言うと、最初のうちはコンビニで買ったおにぎりです。 最初のうちは重くても体力があるので平気です。
 インスタントの味噌汁があれば、もう最高のランチになります。 時間に余裕があるときには、ラーメンも種類が豊富なので、
 満足度大です。 水分と塩分の補給を考えると、ラーメンは本当に良いですよ!

 食料計画を立てて、山に入る事前に準備をするのですが基本的には少なめにするように心がけています。
 で、車で移動中に天候などを考えて、最終的な日程を決めます。

 今やコンビニはどこにでもありますから、食料の最終調整をするのには重宝します。
 山に入る直前なら、生物でも安心して買えますからね。
 最近のおにぎりは、無菌室に近い環境で作られますから、自分の汚い手で握ったものより、食品としての安全性が高いと思います。

 夕方は、スパゲティが多いです。麺類は重量が軽い割に、水さえあれば量が増えます。
 腹持ちも良いです。 ソースはなるべく味の濃いものにしています。 ワインには、、、これがね、私のこだわりなのです。

 山屋としては、ミートソースなどのレトルトは重いですが、美味いです。 食えば軽くなる! これ定説です。
 特に最近はソースの種類が豊富ですが、最近の私のヒット商品は、「ウニ味のソース」です。
 これは小さく軽い割に、ウニの風味が強く、食欲をそそります。
 夕焼けを見ながらワインを飲み、ウニ味のスパゲティを食べる! う〜む贅沢の極み。 気分良いですよ!

 ところで、スーパーに食料を買いに行く時に注意しているのは、ゴミがいかに出ないかと言うことです。
 ビンや缶は論外です。 酒もパック品を持っていき、潰して持ち帰ります。
 テントは使うと大きくしかたためません。 食料が減った分をテントが使うのでザックの大きさは変わりません。
 ですから、ゴミは小さくないと困るのです。

 乾物は昔からありますが、味噌汁やラーメンの具として持っていくと重宝します。
 きくらげ、わかめ、わけぎ、桜海老、味噌汁の具など種類も探せば豊富にあります。

 海草サラダは酢の物ドレッシング付がお薦めです。 疲れた体には「お酢」が体力を回復してくれます。
 酢といえば、寿司太郎も良いですね。 熱いご飯に混ぜるだけで、食欲が涌きます。

 そんなことを思いながらスーパーに行ってぶらりとしていると、便利な商品を見つける事が出来ますよ。 

■ まとめ

 日持ちのするものを購入しておけば、緊急時の非常食として利用可能です。 そして、山に行けば消費出来ます。

 え、肝心な「ドライフーズ」はどうした! そうでしたねぇ。 そのドライフーズは、賞味期限がせまったら自宅の休日に食べるように
 しています。 普通なら「高価な昼食」なのですが、私の場合、「非常食」としての役目を終えた代物ですので、、、心静かに食べる
 ことが出来るのです。 で、やはり「美味しくないなぁ!」と思ってしまうのです。

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