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■ 登山の心得

 山岳遭難が過去最多 過去10年間で2倍に (2003/06/25のニュース記事から)
 昨年1年間の全国の山岳遭難件数は1348件(前年比128件増)、遭難者数は1631人(同161人増)でいずれも、
 統計をとり始めた1961年以降最多となったことが25日、警察庁のまとめで分かった。

 こんな記事が載っていました。気楽に行けると思っている尾瀬でも、悲しいかな毎年何人かの遭難者がいるのが
 現実です。「注意一秒、怪我一生」なんて今は使われなくなった標語が山では十分あり得ますからね。
 滑落などという極端な場面でなくても、濡れた木道で滑って転ぶなんて場面はよくあります。
 私もそんな経験を何度かしました。でも、反省してみると、私の心の中に原因があったと思います。

 前を歩く人のペースが遅いことに「いらいら」しながら後を歩いていく。
 少しでも広い場所があれば追い越したい! で、ちょっと無理をすると、転んでしまう。

 前を歩いている人からは、「大丈夫ですか?」との温かい言葉!
 恥ずかしくもあり、「大丈夫、大丈夫と言いながらその場を早く立ち去りたい。」との思いです。

 余裕をもって行動する。これが全ての基本でしょうね。それを怠るから、問題が起こってしまう。
 そんなの判っていながら、やっぱり失敗してしまう。人間て本当に愚かですね。 転ぶたびにそう思う私です。

 山は登るより、下りの方が難しいものです。 国内の山で、登りの途中で遭難ということはまずないでしょう。
 下りで道に迷って、、、なんて話はいくらでもあります。 下りでは、膝が笑います。 踏ん張りが利かなくなります。

 年のせいか、最近は下ることを考えて登山の計画をたてます。 そんな変則的なことが私の登山の心得です。

■ まとめ

 下りでは膝を痛めたりします。私の場合、単独行なので怪我は致命的です。ですから怪我は最重要な課題なのです。

尾瀬で幕営しま専科
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