■ 観天望気
観天望気とは「天を観て気を望む」 つまり、天(空)を観て、気(天気)を望む(予想する)ということです。
辞書によると、かんてん‐ぼうき〔クワンテンバウキ〕【観天望気】 雲や風の動きなどを観察して、経験をもとに天気を予想すること。

観天望気と言っても、地方により様々な方法があることが昔から云われています。
その地方ごとの天気を空を観ることによって予想したり、または自然現象などから予想したりすることが観天望気なのです。
例えば「カエルが鳴くと雨」、「夕焼けの翌日は晴れ」などは全国的に有名な観天望気と言えます。
テント生活を愛する私としては、この言葉をネット上のハンドルネームにしています。
ラジオの天気予報で大まかなことは判ります。でも、山は平地とは違いますからね。
明日の天気、○×県北部は晴れ時々曇り、午後山間部では所により一時雷雨、、、
そんな時にはこれから霧がかかるとか、夕立があるとか、自分の目と肌で気を読むのが一番確実です。
何も半日先の予想をする必要はありません。 それよりも大切なのは、1時間後の天気なのです。
特に夏場の午後は、山間部では雷雲が発生して雷と豪雨が頻繁におこるので「観天望気」はとても大切な技(スキル)
ということになります。

尾瀬からの帰り道、早めにテントの撤収をして駐車場に着いた直後に豪雨が降り始めたなんていう経験をしています。
いくら雨具を持っているとはいえ、濡れながらザックを背負って歩くのは気分の良いものではありません。
尾瀬における観天望気
夕焼けが綺麗だと、次ぎの日は台風

他にもご存知の方がいらっしゃったら、是非教えてください。
■ まとめ
写真を趣味にしている私としては、天気は非常に気になります。 でも、快晴より多少の雲はある方が絵になります。
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