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■ 便利グッズ トレッキングシューズ

 ライケル(Raichle)のトレッキングシューズを買いました。 ライケルは1909年に設立された登山靴の専門ブランドです。
 フィット感重視の靴作りに定評があります。 ライケル情報

 マウンテン ハイク GTX(MT. Hike GTX)

 グリップ力抜群のソールと落石等も考慮されたしっかりした靴型により内部の足を完全に守ります。
 ゴアテック、ビブラムソール使用。

 アッパー : ベロアレザー  
 ライニング: GORE-TEX  
 ソール  : Vibram ステイブルテック バックパッキング  
 重量    : レディース 650g (サイズ23.5cm/片足)
         メンズ    700g (サイズ26.5cm/片足) ← 買ったのは、26cmなのに、750g???何故???    
 

 ライケルはスイスのメーカー(マムート社)の登録商標ですが、靴底の幅が狭いのが特徴です。

 一般的な日本人は、足の長さに比べて幅が広いのですが、私の場合には、欧米人に近い足形なのです。
 隙間のある靴を履くと、横のふんばりがききません。 足にフィットした靴を買うのは、歩きの基本です。

 GORE-TEX(ゴアテックス)は、汗をかかない快適な素材として山用品にはけっこう使われていますねぇ。

 ここで、メーカーさんのホームページからの情報をご紹介してみます。

 ゴアテックス(R)の快適さの原点は「ゴアテックス(R)メンブレン」という一枚の膜にあります。
 きわめて薄いフィルム状の素材で、1平方センチあたり14億個もの微細な孔をもっています。

 ひとつの孔の大きさは水滴の2万分の1で、水蒸気の分子の約700倍と言われています。
 ですから、水は通さないのに、汗の水蒸気は放出することが出来るわけです。

 防水性がきわめて高いため、瞬時の雨や水の浸入を防止。 内側がヌレないわけです。
 その一方で、透湿性がきわめて高いので、汗は蒸発させてくれるのです。

 こんな記事が実(まこと)しやかに、雑誌には書かれています。 世の中そんなに甘くはありません。

 上の記述はある意味正しいです。 孔が開いていると言う意味ではね!
 問題は、その孔には水蒸気を外に出すという能力がないのです。 薄い膜の外!って、どちら側?か膜には判りません。

 ですから、孔を通して水蒸気の多い方から少ない方へ移動させるだけなのです。

 雨が降って濡れた道を歩いている時に、内側が乾燥している靴なんて物はありません。 それを期待するなら、代えの靴下を
 容易するか、汗をかかないようにしかありません。 いくらゴアで出来ていても、パーフェクトではないのですよ!

 足が蒸れると、「マメ」が出来やすくなります。 ですから、快適な歩きの為には靴の中が蒸れないのは非常に重要です。
 ゴアテックスだから大丈夫!ということはありません。

 ゴアテックスだから、その孔を完全に密閉させる訳にはまいりません。 でも、雨ははじかないといけません。
 難しい世界がありますねぇ。 撥水(はっすい)が必要ですが、密閉しない物、それを表面に塗らないと、ゴアは永遠ではないのです。

 でも、理屈を知っていれば、快適な環境に近づけます。 と、私は思っているのです。

 で、次なる話題です。 ビブラムソールはなかなか良く出来た靴底です。 でも、普通は見ることがありません。
 折角の機会ですから、ここでちょっとご覧にいれますね。
 
 vibram(VIBRAM:ビブラム)というマークが良いでしょ! 判るかなあぁ?この感覚。
 

■ まとめ

 尾瀬でこの靴を履いてるハイカーがいたらそれは私かもしれません。 でも40万人の中の一人ですからねぇ。

 実はこの靴は靴底にクッション性があるタイプであり、踵(かかと)の部分の厚さが5cmほどもあるシークレットブーツなのです。
 これで私の足がスイスの人の様に長く見えるのは、間違いない! たぶんね!

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