♪ 考える葦 警笛鳴らせ! 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 警笛鳴らせ!

 私の場合単独で山に行くことが多いので、緊急時の合図用に、警笛を買おうと思いました。

 山では自分の声が意外と、相手の方へ届かないという、苦い経験からの決断です。 体験談(行こか、戻ろか!)
 こんな体験からしばらくして、休日にアウトドアの店に行き、警笛を探して買って来ました。

 で、週明け、N氏に「警笛買いましたよ!」と言うと、偶然にも彼も「買った!」と言うのです。

 彼は渓流釣りを趣味にしており、やはり緊急時の為に!との思いで、警笛を買ったそうです。

 で、見せてもらったところ運動会で使うようなホイッスルです。そう、中に玉ッコロが何故か入っている奴です。
 (ころころとしていた奴、懐かしいなぁ!)

 でも、私が買ったのは、ちょっと違います。 時代劇で、岡引(おかっぴき)が吹いているような竹筒タイプです。

 うっそうとした木々に蔽われた山の中で、警笛を吹いた時に、昔の呼び笛の方が私のいる場所のことを正確に
 知らせることが出来るのではないか?と私は考えたのです。

 理由は、時代劇が好きだから、、、じゃなくてぇ!、かん高い音の方が方向を確認し易いのでは?と、考えたのです。
 蝙蝠(こうもり)が高周波で小さな虫を探すのも、低周波では無理で、高周波を使っているのです。 (本当かな?)
 本当は波長が長いと小さな反射物では、音が反射されない!と言う事なのです。 昔、理科で習ったでしょ!

 幸いなことにまだ、この警笛を山で使ったことはまだありません。 都会では、恥ずかしいので、思いっきり吹けませんし、
 尾瀬なんぞで吹くと必ず近くに人が居るので、聞いた人がさぞかし驚くでしょうから、試す気にはなりません。

 なので、知人とどちらがサバイバルで生き残れるのか、まだ結論が出ていません。 そんなのどちらでも良いよ!と
 思いながら最後まで読んでいただきありがとうございました。いずれ、本当の事が判明するでしょう。

 山の中で、ホイッスルの音がしたらそれは、動物たちが運動会をしているのでありません。
 知人か誰かが助けを求めているのです。

 山の中で、岡引の吹く笛の音を聞いたら、それは銭形平次の再来ではありません。 私が助けを求めているのです。

 何だか、ヒュールリー、ピーピー、ピー、と宮沢賢治の世界のような話になりましたね。

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