■ 言葉使いは正確に！

　尾瀬の燧ケ岳（ひうちがたけ）に登りました。　この山は、頂上が２つあり、柴安�ｰと俎�ｰ（マナイタグラ）です。
　と、ここまではイントロ。

　頂上に登ると、人間は何故か写真を撮りたくなります。　一通り周りの風景を撮影したあと、自分が写った記念写真が
　欲しくなりました。単独行で、三脚を持っていなかった不精な私はそこにいたカメラを持った娘さんに
　「写真を撮っていただけますか？」とお願いしました。　すると、「え、ちょっと困ります。」と断られてしまいました。

　普通、「ええ、良いですよ。」と期待していたのに、残念です。
　どうも、彼女は「彼女のカメラで私を撮って欲しい」と私が頼んだと思ったようです。

　でも、それが誤解なのか、主義で他人のカメラを撮るのが嫌なのか判らないので、別の人に頼んで撮って頂きました。

　でも、後で考えると、私のお願いの仕方が悪かったのかな？と思います。
　カメラを差し出して、「このカメラのシャッターを押して頂けますか？」の方が良かったのかな？
　なかなか初対面の人と会話するのは難しいものです。どうも、私には若い娘さんに気楽に話し掛ける悪い癖があるようです。

　山では良く写真の撮影を頼まれます。　特に若い娘さんから頼まれた時にはベストショットを目指します。
　ファインダー越しにこちらを向いて笑顔をされると、そう自然に思ってしまうのは、私だけではないと思います。

　名前も知らない間柄ですが、一時の楽しい会話を楽しむことができますからね。
　こんな事を書いてると、また行きたくなるなぁ。