■ 便利グッズ ランタン (カンテラ)
幕営の時、私は蝋燭(ロウソク)のランタンを利用しています。 え、今どきロウソク? うそくせー!って普通思いますよね。
でも、私の場合は貴重な夜の友であり、「常夜灯」としてテントの天井にぶら下げておくのです。
テント内は火気厳禁!という人もいるでしょうが、注意しながら使えば問題はありません。
ガスコンロと違い、ガスが漏れて爆発!なんてこともありませんしね。 ガス用のランタンも持っているのですが、
マントルという発光体を付けないといけないし、ガスカートリッジが重いのが難点なのです。
で、私が使用している蝋燭のランタンは、一本の蝋燭で6時間も燃え続けます。
でも残念ながら、本が読める程の明るさはありません。
しかしながら直径が4cm位で高さも2cmのロウソクなのですが、芯が細いのでメチャ長生きなのです。
寒い時期、小さな炎でも結構テント内を暖かくしてくれるますよ。 換気に注意は必要ですけどね。
ただし、注意しないといけないのは、ガラスのほやがテントの生地に触ると穴を開けるに十分なほど、温度が高いと言う
ことです。 間違えて穴を開けようものなら、泪(なみだ)が出ること請け合いです。
小さな明かりでも付いていれば、安心して夜中にトイレに行けます。
トイレに行くときには、そちらの方が明るいので何の問題もありません。
問題はテントに帰るときです。 暗い中、テントはどこじゃ?状態になります。
夜中に離れた所からでもマイテントがどこにあるのか判るのは心強いのです。
ヘッドランプはありますが、初めてのテント場で暗闇の中で自分のテントを探すのは難しかったりしますからね。
あまり、あちこちのテントにヘッドライトの明かりを当てるのは、安眠妨害な行為ですからね。
この難しさに気付いた時って、本当の孤独を感じる瞬間なのです。 俺の方向感覚は、どうなっているんだってね。
でも遠くに、自分のテントの明かりが見えると、船乗りが霧の中に灯台を見た時の気持ちが良く判ります。
こんなに素敵なロウソクですが、燃えてしまえば、ゴミも出ませんし、軽くなります。 (地球温暖化には、NGですけどね)
1日に1個使っても、価格はしれたものです。 1個50円ほど! それに、最近のものは燃えても煤(すす)が出にくい
タイプです。 ですから朝起きて、テントの中が煤だらけ何てことはありません。
ロウソクという古いけれど、優しい明るさは自然に似合います。
単に私が古い人間、と言うだけかもしれないですが、ロウソクの炎のゆらめきを見るのが好きなのは何故かな。
空には満天の星、地上にはMyテントとランタンの明かり!
こうなると、中島みゆきさんの「地上の星」でも、口ずさむしかないでしょう。 他のテント泊の人の邪魔にならない程度にね。

■ まとめ
換気については、ベンチレートがあるのでそう気を使わなくても大丈夫です。 天井から吊るしておけば、寝相が悪くても、
夜中に地震があっても、倒れて燃え上がることはありません。
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