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■ 便利グッズ ストーブ

 ストーブといっても部屋を暖めるあのストーブのことではありません。 山の世界で、ストーブというと、コンロのことなのです。

 使用する燃料によって、いろんな種類が売られていますが、私が使用しているのは、ガスを用いるタイプです。
 気になるガスストーブの本体の重さは、87gです。(左下のやつ) メーカー:snowpeak製 ギガパワーストーブチタン”地”

 燃料であるガスカートリッジの重量が、380g(未使用の新品の重量)ですから、合わせても467g。

 風除け(ウインドスクリーン)の重さが、80g。(右下のやつ) 何と、重さがストーブと同じだ!
 ストーブに軽いチタンを使う意味ないじゃん! そう思う人は、ステンレス製の物がありますから、そちらをお奨めします。
 私も次回の購入時には、間違いなく「ステンレス製」を買います!

 ウインドスクリーン、山ではけっこう風があるので、効率良く炎をコッヘル(鍋)の底に当てるにはこいつはとても優れものなのです。
  ガスカートリッジのNET 225g ボンベの重さは約150gです。

 鍋2種とフライパンを兼ねた蓋(コッヘル)の重さが、225g。
 スプーンとフォーク(カトラリィー、ブキとも言います)の重さが、52g。
 水が、300ccで300g。
 中華三昧の塩味のラーメンが、100g。

 これらを合計すると、1224gです。
 これだけのものを持って山に登れば、山頂で周りの景色を見ながら美味いラーメンをすする事が出来るのです。
  ついでにワインがあれば、満足間違いない!

 でも、ここで注意しないといけないのは、どんな環境で料理をするかということです。
 低温の場合には、ガスが気化しにくいので、寒冷地用のガスカートリッジを持って行く必要があります。
 これなら一応カタログによると、−10℃での使用が可能とのことです。

 テントの中で漏れたガスに引火!なんていう事故の例を聞きますが、きちんと注意して使えばそれほど危険な
 ものではありません。 ガスには人工的に「臭い」が付けられています。 狭いテントの中で漏れれば容易に判ります。

 要は慣れの問題です。 きちんと、練習をしてから、使えば自己責任の世界です。 食事を楽しみましょうよ。
 その場で初めてマニュアルを読みながら、、、、では、事故が起こっても不思議ではありませんけどね。

 私の場合、雨ならストーブは傘の下で使います。 風が強ければ、樹木で風下とか、、、その場の工夫次第でどうとでもなります。

 一般にウインドスクリーンを持っている人は少ないようですが、山の上では結構風が強いので、ガスの炎が鍋底に
 当たらないなんてことがあります。
 自分の体で風除けをしても良いのですが、、、そんな時、ウインドスクリーンがあると効率良く、温めることができるのです。

 携帯電話より軽いストーブですが、このメーカーのデータによると20℃の水1リットルを、95℃まで沸かすのに必要な
 時間は8分弱です。 つまり、ラーメン程度なら、3分で沸くのです。

 でも残念ながら、これではウルトラマンはラーメンを食べる事が出来ませんね。
 作ることが出来るのに、食べることが出来ない、、、 悩ましい問題です。

 そんなことはともかく、こんなアイテムを持っていると、災害が起きても我が家だけは、何とか生きていられるのではないか
 と、甘い希望を抱かせるそんな一品です。
 キャンプ用品一式があれば、サバイバル生活は容易にこなせる範疇の話題ですからね。

■ まとめ

 ガスカートリッジが重いのですが、燃料ですからこればかりは仕方ありません。 美味いラーメンを食べる為ですからねぇ。
 snowpeak製 ギガパワーストーブチタン”地”の場合、出力は2500kcal/hであり、そのガス消費量は210g/hです。

 これを最新のコンピューターで、情報として処理すると、カートリッジの内容量は225gですから、約1時間の使用が可能と
 いうことになります。

 ラーメンを作るのに必要なガスの量は15g/杯です。
 これらの情報があれば、途中まで使ったカートリッジでも、安心して持っていくことが出来ます。

 え、途中で無くなったらどうするんだ!と心配? その時は、尾瀬の山小屋で「うどん」でもすすることにしましょうよ!

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