♪ 茨城の風景 「八溝山にて、カタクリを楽しむ」の巻 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 「八溝山にて、カタクリを楽しむ」の巻

 片栗(カタクリ)は、その種子を「蟻(あり)」さんが運んでくれるので、結構昔の里山には残っています。
 実は何を隠そう八溝(やみぞ)山の頂上付近にも、咲いているのですよ! そう言えば、筑波山の頂上にも、咲いていたなぁ。

 八溝山は茨城県で一番高い(標高1022m)山です。 久慈川はここを源としています。
 湧水(ゆうすい)群は、日本名水100選に選ばれています。
 そんなに自然が残っているのですから、カタクリが咲いていても当然なのです。
  

 ここは湧水が豊富ですから、登山の途中で飲み比べが楽しめますよ!
 そうは言っても、湧き水は昔の登山道にあるので、車で楽しむにはちと無理がありますけれどね。 なら、歩きましょう!
 

 これは、山頂近くの登山道、、、の風景です。 右下の斜面には、何気に咲く「片栗:カタクリ」があるのですが、判るかなぁ。
 

 更に、近寄って見ると、、、こんなです。 ここを歩くときにはカタクリをなるべく踏まないで、歩かないといかんなぁ、、、そう思いますねぇ。
  

 上から見ると、とても小さなカタクリですが、蟻さんの目線で見るととても巨大な花です。 紫の模様が、素的だね!
 

 普通のカメラならこんな感じで撮ることができます。
 

 カタクリのある風景を楽しみながら八溝山の頂上までは車で容易に行けます。
 ですから、神社や展望台にも老若男女(ろうにゃくなんにょ)を問わず容易にアクセス可能なのです。
  

■ まとめ

 八溝山のカタクリは小ぶりです。 水芭蕉にしても、栄養豊富で巨大化した花には美しさを感じません。
 可憐で小ぶりな花が、、、好きな私なのです。 そんなところを、マクロレンズで撮ってみました。
 ファインダー内の絵を見ながら、シャッターを押す、、、そんなことで撮れたのがこれなのです。
 

 八溝山においては、あまり人の手が入っていないので、片栗だらけ??? そんな群生ってことはありません。
 笹竹の中に、自然に咲くってそんな極普通の風景を楽しめるだけで満足できる、そんな場所なのです。
 

 ピントの合った花弁とボケのある花弁、、、そんな2つを撮ったらこうなりましたとさ!
 被写体深度を深くすると、両方にピントを合わせることもできますが、、、そうすると、後ろの枯葉までピントが合っちゃいます。

 だから、この位が良いんだよ! そうだとも! そうだよな! たぶん、、、じゃないかと、思う今日この頃なのです。

 その結論は、、、この事を忘れた頃に又八溝山を訪れてカタクリを撮るときにはっきりします! それが、写真の面白さなのですから。
 
 

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