♪ 尾瀬の風景 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
 Home »風景写真 »茨城の風景 »D100の世界 »考える葦 » »HP内検索 

■ 見晴から見晴新道を通り、燧ヶ岳に至る

 見晴新道は中級者向きのコースです。最初のうちは沢沿いに登り、森林限界を超えると岩場を登ります。
 浮石やガレ場の続くコースなので、特に下りに使う時は転ばないように注意しましょう。
 最初は森林の中で視界が開けませんが、最後の頃には尾瀬ヶ原や俎ー(まないたぐら)が見えて楽しめます。

 では、見晴からスタートです。目指すは正面に見える燧ケ岳(柴安ー)です。 
  

 最初は、段小屋坂を歩きます。 ここは尾瀬ヶ原から尾瀬沼へのメインルートなので木道も立派です。
 木道は立ち木を避けるように、多少曲がりくねっています。 そう、ここでは、自然が最優先なのです。
  

 歩くこと15分で、見晴新道への分岐へ到着。 ここから木道はなくなり、沢沿いの道を登ります。いよいよ登山開始!
  

 とは言え、最初の勾配は緩やかです。 雨が降れば川になるような沢の道をひたすら登ります。
 浮石が多いので、転ばないように注意しながら歩きましょう! ストックがあると楽です。
  

 標識があるので、ちゃんとここが登山道だと確認することが出来ます。ここから柴安ーまで、2.3km、見晴まで2kmです。
 この辺まで来ると、沢は自然が作る登山道だと判ります。でも、雨が降ると、もう大変!
  

 更にひたすら登りましょう。 木々の間から見える尾瀬ヶ原の視界がだんだん下になります。でも展望は良くないです。
  

 やったね! 柴安ーまで1.3kmの標識まで着ました。この辺まで来るとこのkmって何なの?って思います。
 この表示には、tan(タンジェント)の成分は含まれていません。つまり高度は無視した表示なのです。
  

 いよいよ、ここからがお楽しみです。距離は短いですが、高度差はあります。眺望も良くなり、風も気持ちよく吹きます。
 木立の間から、尾瀬ヶ原の様子も少しだけ見えます。でも背後なので、気付かないで通り過ぎるでしょうね、多分!
  

 汗を拭いながらひたすら登ると、着実に視野はだんだん開けていきます。 やったね!
  

 ここまで来ると、自分の位置と至仏山の高さを比べて見ることが出来るようになります。
 

 登るにつれて、正面には空が次第に開けて来るし、登山道の周りも次第に立ち木が減ってきます。暑い!
  

 お日様が強いので、UVケアが必要です。ここまで来ると、俎ーも見えるようになります。
 

 ここからは柴安ーの頂上は見えません。でも、俎ーと同じ高度まで登らないといけないことは判ります。
 

  

 いよいよ、最後の分岐。 柴安ーまで0.3km、見晴新道は中級向きですって。尾瀬ヶ原の景色を楽しみましょう!
 ここから温泉小屋に降りるコースは上級です。(ですから、利用者も少ないです)
 

 ここからラストスパート!なのですが、そんなに焦ったら怪我をします。ガレ場ですから、慎重に登りましょう。
  

 いよいよ最後のガレ場です。着実に一歩一歩を歩きましょう。 3歩進んで、2歩下がる、、必要はありません。
  

 ここまで来ると、尾瀬ヶ原や俎ーはもう見放題です。 
  

 周りの景色も良いのですが、足元にも綺麗な蝶や花がありますから見逃さない方が良いですよ。
  

 尾瀬沼やアヤメ平も見ることが出来ます。 山頂からの景色だけではなく、こんな場所からの景色も良い!
  

 ここまでくればあとわずか。リンドウも元気にお出迎えです。
  

 この峰まで来ると、柴安ーが見えるのですが、、、それまではここが峰かなと思って登っています。
 (最後の峰、撮影は柴安ーからです。 正面に見えるのは有名なアヤメ平です。)
 

 やったね! ついに燧ケ岳(柴安ー)登山の終点です。尾瀬ヶ原と尾瀬沼はもう撮り放題状態です。
  

 柴安ーの山頂は少し広いので炊事も可能です。 
  

 燧ケ岳の登山が達成されました。 皆さんここで記念写真を撮ります。奥には新潟の山々が見えます。
 

 

 正面には俎ー(まないたぐら)が見えます。柴安ーからは一度鞍に降りて、山頂まで20分の行程です。
 

■ まとめ

 高度差があるので、なかなか燧ケ岳に登るにはキツイコースです。 それを覚悟して利用してくださいね。

尾瀬で幕営しま専科
Copyright © 2002-2004 観天望気 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system