■ 山ノ鼻から竜宮小屋を経由して見晴に至る
山ノ鼻
ここは多くの人が歩く、いわば尾瀬の銀座?じゃなかろうか?と、いうメインの散策ルートです。
でもこの写真のように14時なると、、、もう帰る人が多いのです。
ある日の7時30分ですが、もう楽しむ人々でいっぱいなのです。 そう、山は天候が安定している午前中を楽しむ場所ですから!
山ノ鼻へ到着した人々が休憩しているベンチを後にして、尾瀬ヶ原を三又の方に歩き出します。
早朝、5時5分ならこんな風景に遭遇出来ます。 テント泊をすると、昼間とは違う尾瀬がそこにはあります。
朝の散歩なら、こんな風景なのですが、これらは山ノ鼻に宿泊した人だけのお楽しみです。
普通の登山者さんは明るくなってから歩きます。その方が安全で、快適ですからね。
ここで大切なのは前ばかり見ていないで、時々後ろも見ることです。
至仏山が魅力的な雄姿を見せているのに、それを見ないなんてもったいないですよ!
牛首を過ぎると、至仏山が遠くなるとともに、正面の燧ケ岳の雄姿が近づいてきます。
行程を記録しながらベンチで休む人々や写真を撮る人など、おもいおもいの楽しみ方をしています。
ところで、何故牛首という名前なのか?との疑問を持つ人もいるでしょう。
下の写真の中央部が牛首です。燧ケ岳の頂上から見ると、牛の頭に見える?
燧ケ岳の山頂から見ると、木道の延びている様子が判ります。 夏は湿気が高いので、靄がかかりますねぇ。
竜宮小屋の周辺は、至仏山と燧ケ岳との両方が見え、水芭蕉やリュウキンカとの写真が絵になる場所です。
わざわざ歩いてきた疲れが、写真を撮るときには忘れてしまいます。
竜宮周辺は、なかなか絵になる風景が広がっています。そんな場所には、カメラマンさんが集まっていますので、
初心者でもそれなりに撮影することができます。で、私も中に混じって「パチリ!」
秋になると、草紅葉が綺麗になりますが、木道を歩く人の数は少なめです。
右側の写真は、「小川に沿って咲いているリュウキンカ」ですが、この風景は有名なのですが、メインの木道から
外れた場所からしか撮影できません。でも、「尾瀬」でお薦めな場所です。
でも、写真を撮るなら午前中が良いです。至仏山にお日様が良く当たりますからね。
池塘(ちとう)を見ながら、竜宮小屋を過ぎれば見晴まではあとすこしです。
早朝には、燧ケ岳の雄姿が正面に!と言いたいところなのですが、シルエット的にしか写りません。
■ まとめ
尾瀬ヶ原を歩く! 多くの人が楽しむコースです。 私も何度となく歩いてみました。
人が多いので整備もなされており、木道は幅が広くて歩き易いですが、そんな場所は地面までの高さが高いのでわき見は禁止!
でも、時々立ち止まって周りの景色を楽しみながら歩きましょう。
急いで、わき見もしない人が多いのですが、、、何の為に尾瀬に来てるの?と思ってしまいます。
歩く、景色を眺める、そのけじめをつけて楽しむ、、、そんな楽しみ方ができたら良いなぁ。
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