■ 祭りのあとの寂しさ (祭りだ にっぽん いばらき 2004!)
茨城県が企画した大イベント 祭りだ にっぽん いばらき 2004! これだけの舞台を税金で作っちゃうくらいの気合いの入れようです!
県民の楽しみの為なら、税金を使うのが惜しくはない! そんな、太っ腹な行政の現れのようなイベントでした。
演技開始! 沖縄の子供達の演技、、、なのにこの空席は何よ? 予約席? トラベルビューロー?
秋の目玉の観光資源なのでしょうね。 でも後ろで立って見ている年寄りが多い前にこれだけの空席のある風景!
茨城県、、、って、やっぱ変じゃないかい?幾らなんでも、こりゃ出演者と納税者に失礼じゃないでしょうか?平和ボケかな?
新潟の災害が嘘のような光景! そう思うのは私だけなのでしょか?

音響設備や照明設備、並んだ撮影機材など流石に茨城県がやるので、豊富な資金力を感じます。
そのような立派な機材ですから、空席のある風景などしっかり記録として残しておいて欲しいものです。そうじゃないなら、
秋田テレビから「竿燈」のビデオを借用してきて、映写するだけで十分ですから! 茨城県斬り!ってか。

こんな状況を茨城県はどう思っているのかな?と、思って茨城県のご意見欄に投稿してみました。
[私からの意見]
祭りだ にっぽんを23日に見に行きました。開始して、沖縄の子供たちが演技をはじめましたが、座席には空席が多く、
XXビュローの張り紙がやけに目立ちました。
立つて遠くで見ている老人が沢山いるのに、正面には空しいまでの空席の空間、あまりにも可笑しな光景だと感じました。
だいたい出演者にも失礼な会場の構成ではないかと思います。すごいお金をかけて会場を作っているのは判りますが、
あまりにも子供の感情を無視していませんか? 何か特別な訳でもあったのでしょうか?
[茨城県からの回答]
観天望気 様 (ご意見欄への書き込みには、氏名や住所も書くので実名宛に返事が来ます)
この度は、「祭だ にっぽん!〜いばらき2004!〜」にお越し頂きましてありがとうございました。また、その際に、
「コンベンションビュロー」席に空席が多く不快な思いを感じさせてしまいましたことをお詫び申し上げます。
この催しは、国及び県が推進しております国際観光の振興(ビジットジャパンキャンペーン)事業に位置づけ、県内在住の
外国人や海外の旅行エージェント、海外マスコミを招待して、地域の伝統芸能を紹介し、国際観光の推進に役立てる場と
しておりました。
これを受け、23日には国際観光モデル地区であるつくば市を中心に約150名の外国人をお呼びして
「コンベンションビュロー」の名称で席を設けて案内しましたが、多くの外国人の皆様が席を離れ、会場外の物産の展示や
販売等の各ブースに回られて席が空席になる時間帯が生じてしまいました。そのため、外国の方々には、お席を離れた
場合は一般の方々に席を譲る旨を伝え、席札をはがして一般の皆様にお座り頂きましたが、その対応が迅速でなかった
のかもしれません。
つきましては、以上のような状況についてお詫び申し上げますとともに、国際観光の振興という点につきましてご理解
頂きたくお願い致します。
なお、今後とも県の行事につきまして御参加頂きますようお願いいたします。
茨城県商工労働部観光物産課
[私からの回答]
ご連絡有難う御座います。
しかしながら、当方の意図がうまく伝わっていませんねぇ。
当方としては席を離れた外国人へ文句をいう気はありません。
それどころか席に着くことすらなかったのですから、、、 文句の言いようがないのです。
外国人が張り紙を剥がすなどと他人のせいにしないで、純粋に企画した茨城県の問題だと思いますが、如何な
ものでしょうか。
人が来ないなら、来年度は席を少なくするとか、来てくれるような魅力のあるイベントにするとか、そう考えるのが普通
だと思うのですが、、、
空席の目立つ舞台で演技をさせられた沖縄の子供たちに対して、あまりにも失礼な企画だと感じただけです。
このようなメールを返したのですが、茨城県商工労働部観光物産課の担当者からは何の反応もありませんでした。
どうも、茨城県商工労働部観光物産課メールでは反応してくれない課のようなので、仕方なく再度ご意見欄に投稿しました。
区分=知事あて「私の提案」
内容=私の提案に対しての回答が不満だったので、以下の返事を返しましたが何の反応もありません。
せめて、検討しますとか、貴方の意見には従えませんくらいの返事がいただけないものでしょうか?
以下、10月30日に私が送った返信です。
ご連絡有難う御座います。
しかしながら、当方の意図がうまく伝わっていませんねぇ。
当方としては席を離れた外国人へ文句をいう気はありません。それどころか席に着くことすらなかったのですから、、、
文句の言いようがないのです。
外国人が張り紙を剥がすなどと他人のせいにしないで、
純粋に企画した茨城県の問題だと思いますが、如何なものでしょうか。
人が来ないなら、来年度は席を少なくするとか、来てくれるような
魅力のあるイベントにするとか、そう考えるのが普通だと思うのですが、、、
空席の目立つ舞台で演技をさせられた沖縄の子供たちに対して、あまりにも失礼な企画だと感じただけです。
[茨城県からの回答]
再度のご連絡ありがとうございます。また、貴重なご意見を頂きありがとうございます。
今後のイベント開催にあたりましては、観天望気様のご意見並びにこの度の経験を踏まえ、県民の皆様に満足して
頂けるよう実施してまいりたいと考えております。
今後とも本県の事業につきましてのご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
茨城県商工労働部観光物産課
課長補佐 XXXXXX
電話029(301)3617
[私の回答]
ご丁寧なるご返信、誠に有難う御座います。 しかしながら、ますます当たり障りのない返信ですねぇ。
> 今後のイベント開催にあたりましては、観天望気様の
> ご意見並びにこの度の経験を踏まえ、県民の皆様に
> 満足して頂けるよう実施してまいりたいと考えております。
私の言いたいのは、来年の事ではありません。 そんなの鬼に笑われてしまいます!
問題は今年の企画の結果と、その犠牲になった沖縄の少年達の気持ちになって、茨城県が何をしたのか?
又は何をするのか?という事です。
私への謝罪など全く期待していません。でも、沖縄の子供達へは謝罪すべきではないかと思っているだけです。
もう今年は終わったのだから、文句を言うなと言うことならそれでも良いです。
来年に期待してくれと言うなら、それも良いでしょう。
茨城県の「私の提案」なるものにもっと期待したのですが、どうも反応はいまいちで、当たり障りのない回答をしておく
レベルのようですね。
子供を持つ私としては幼稚園の発表会で演技する姿をなつかしく思いながら、沖縄の子供達の姿を写真に記録しましたが、
彼らの失望感は行政の人には伝わらなかったということなのでしょう。
まあ、これ以上書いても私自身虚しくなるだけなので、止めておきます。
ぜひ、来年度はがんばってください。 子供の気持ちを考えて!
PS. このメールの返信は期待していません。ですが、私のHPで紹介することは承諾してください。
私と沖縄の子供達の体験談として、それくらいことを公表する権利はあると思いますから!
その後、当然ながらこのメールに対しても、何の反応もありませんでした。
まあ、私のメールに返事を書くより、行政としてやるべき事はごまんとあるでしょうから、それも仕方ない事だと思います。
でも、せめて沖縄の子供たちへの謝罪は大人と言うか、人間としてあるべき本当の姿だと思いますねぇ。
■ まとめ
どうも、行政のやることは理解できません。 県民のため!とか、言ってるのに全く気持ちに熱意を感じません。
私たちの税金を使ってやったイベントなのですから、もっと素直な気持ちで反省すべきは反省して、より県民が楽しめる
イベントにしてもらいたいものです。 そう思うのが普通だと思うのですけれどね。
茨城県にはそんな常識が通用しないのかな? JCOの事件(事故ではありません!)が起こっても平気でいられる県だから、
平和ボケしているのも当然だな! そう思うのは私だけ?
|