♪ 考える葦 カメラの接眼目当て DK-10 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ カメラの接眼目当て DK−10

 コンパクトデジカメなら背面の液晶を見ながら撮影するのですが、一眼レフタイプだとファインダーを
 覗き込みながらシャッターを押すことになります。 この時に、接眼部に入り込む光を遮断してファインダー像を
 見やすくするためのゴムの枠が接眼目当てと呼ばれているものです。

 アイピースという商品もありますが、こちらは視力の矯正や拡大機能を持ったちょっと高級な部品です。

 つまり今回ご紹介する接眼目当ては単なるゴムの枠なのです。

 私のデジカメD100用にはNikon製 DK−10 希望小売価格 ¥500 (税込 ¥525) JAN:4960759020864が必要です。

 とは言え、購入時に1つ最初から付いてますから、普通なら値段を気にする必要はありません。
 

 ところが、こいつはゴム製なのでつい落としてしまうのです。 以前のFM-2にも付けていましたが、
 こちらはネジで固定できるので、多少雑に取り扱っても落とすことはありませんでした。

 しかしながら、DK−10は完全にゴムだけで出来ていて、単なるはめ込み式なのです。
 ですから、少しでも何かにひっかかると容易に外れてしまうのです。 

 リュックの中に無造作に入れておき、取り出して使おうとすると外れているのはもう当たり前の状況です。
 ゴムなので、接着するという選択肢もあるのですが、デジカメに接着剤を塗る気にもなかなかなれません。

 まあ500円なので、無くしたらまた買えば良いじゃん!という意見もあるでしょうが、無くす自分がとても惨めだし、
 カメラ屋さんで注文して別の日に取りに行くのは私にはかなり面倒なことなのです。

 それに原価30円としか思えない代物ですから、それに500円も払うのはしのびないのです。

 ですから、尾瀬のどこかで1個目を無くしてからは、とても大切に取り扱っていたのです。

 それを再び無くす事態に陥ったのです。 でも、幸いなことに場所が限られていました。
 でも、不幸なことにそれは我が家から20kmほど離れた場所だったのです。
 それを取りに行くには、往復で40km走らないといけません。
 回収のための時間とガソリン代を考えれば当然ながらお店で買う方が良いに決ってます。

 他人から見れば落ちている黒いゴムのワッカです。
 その価値ゼロ。 でも、私から見れば例え原価が30円でも愛着のアル500円相当の代物です。

 落とした日の夜、プラス思考の回路が働きはじめました。 その結果は、、、以下のようになりました。

 その不幸な場所に落ちているのに間違いないのだから、
 その不幸な場所よりも遠い所に行く用事を見出せば良いのです!

 そうすれば不幸な場所までの「回収のための時間とガソリン代」は無駄にはなりません。

 それで500円相当の品物を回収することが出来るのです。 何とも素晴らしい結論ではありませんか。

 価値のアルものなら誰かに拾われて、警察に届けれるでしょうが、ゴムのワッカではその心配はありません。

 その結果、無くしたと思っていた「接眼目当て」は再び我が愛機D100のファインダーに納まったのです。
 めでたし、めでたし!

■ まとめ

 1個目を無くしてから直ぐに2個目を買った私ですが、2個目を無くす事は避けたいと常日頃思っていました。

 1コインで買える品物なのに「接眼目当て」って、とても気になる存在なのです。

 どこで外れて落とすのかは全て自分の責任です。 カメラを持ち歩いて、バシャバシャ撮ってる私としては、
 なるべく落としたくない(ボケていない)という願望が常にあるのです。

 だから、今となってはこの「接眼目当て」は私には1コイン以上の愛着がある代物なのです。
 

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