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■ 地獄のような日々 (バックアップ地獄)

 一眼デジカメ D100を使うようになり、610万画素の威力に恐怖をおぼえています。

 何しろ1枚撮ると、2.8MBほどの容量になってしまいます。 1枚1GBのCF(コンパクト フラッシュ)を2枚もって、ふらりと撮影に
 行くと、自宅に戻ってきたときには、撮ってきた約700枚の撮影データの容量は2GBもあるのです。

 これを可及的速やかにパソコンのハードディスクに転送して、、、こうして、地獄のような日々がはじまるのです。

 パソコンのハードディスクの容量はそう多くはありません。
 我が家のシステムでは、120GB+200GB+交換可能な(80〜200GB)  ですから、ほんの400GBチョイしかないのです。

 そこに、2GBものデータを入れるのですから、胃が痛くなるような話なのです。

 何しろ貴重???なデータですから、バックアップも取っておかないと、ハードディスクが壊れるかもしれないという恐怖で、
 ゆっくり眠れません。 そうなると、2GBだったデータが4GBになってしまうのです。 悲しいかなトリック?じゃなくて、現実です。

 そんなにめったに壊れることなんてないのだから、壊れたら諦めればいいさ!と、割り切れるほどの強い精神力は持っていません。
 今時、200GBのハードディスクは11000円で購入できます。 らーめん1杯1000円の時代に、1万円をケチってどうする!
 ですから、金銭的な投資にはちょっと我慢をして交換用のハードディスクを5台も持っている小市民の私なのです。

 で、ここから本当の地獄が始まるのです。 2GBのデータ転送は30分もあれば終了します。 USB2.0なら、もっと早いのに!

 で、ここからが問題なのです。
 そのあとに行う写真の整理となると、700枚も撮影していると、それなりの時間を要します。
 ホルダを作って分類をしておかないと、後日どこにどんなデータがあるのかとても探し出せるものではありません。

 手を抜いていると、パソコン内は巨大なゴミのデータの集合体となり、暗黒面に呑み込まれてしまいます。

 疲れて帰ってきて、それから写真のデータの整理をしないとならない生活! かなり辛い生活です。 でも、趣味の世界だから
 ストレスは溜まりませんけれどね。 

 オリジナルは、日付を付けたホルダに入れて、、、まず整理として、ピンボケや失敗した不要と思うものを消して、、、
 これってかなり面倒な作業なんです。 なかなかスパッと消す勇気がありませんから、なんとなくそれも取っておく。

 次に場所や名前など整理しやすく分類した別のホルダにコピーして、更に不要なものを消していきます。
 構図の同じような写真が何枚もあっても仕方がないので、バンバン消すのです。 で、お気に入りのものを残します。

 で、こんなに時間をかけて整理したデータが消えたらオリジナル以上に貴重なデータの紛失となるので、バックアップを
 取っておく、、、、私です。

 こうして、オリジナルに対して、整理で2倍、それらのバックアップで更に2倍、、、合計4倍のデータ領域を使うのです。

 バックアップといってもDVD−RAMなんてたったの、4.7GBではとても効率的と呼べるバックアップは出来ないのです。
 ハードディスクのバックアップをハードディスクにとる! そのために、通常の2〜4倍の投資をしないといけない時代です。

 これって、バックアップ地獄ってことじゃないですかねぇ。 ここから抜け出すには、整理したものを残してオリジナルを消す
 のが良いのですが、日付の分類も利用しやすいのでなかなか消す気にならないのです。

■ まとめ

 ハードディスクは30%余裕を持って使うべきで、それ以上詰め込むとデフラグの効率が悪くなります。
 ですから私の環境においては、かなりの余裕を持ってハードディスクを使わないといけないのです。

 こうして、考える葦のネタを書いているバックでパソコンはマルチタスクとして、「デフラグ」を延々とやっています。

 もうそろそろ終わってくれないと、寝れないぞ!! もっと、速度の速いCPUにしないと、寝不足になりそうな観天望気です。

 PS.撮った写真って、思い出なのですがそう頻繁に使うものではありません。 ですから、貴重なパソコンのハードディスクに
 入れて置かなくても、DVDにして取っておけば良いだけのことです。
 でもそうなると、押し入れの中にしまった古いアルバムのようになかなか思い出せない状態になるのですけどね。

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