■ 「常陸秋そば」の蕎麦の実
金砂郷(今では茨城県常陸太田市赤土町)が原産の品種「常陸秋そば」なのですが、今では茨城県内の各地で栽培されています。
ですから、東京などでもその「そば粉」を賞味している人も多いことでしょう。 はっきり言って「常陸秋そば」は美味いです。 メデタシ、メデタシ。
と、普通ならここで話は終わってしまうのですが、ちょっと続きがあるのです。

この実は、金砂郷の赤土で取れた純正「常陸秋そば」です。 金砂郷って、こんな場所です。 金砂郷の紹介
何だ普通の蕎麦の実じゃん!と思うかもしれませんが、それは私の写真技術が未熟なせいです。
実(じつ)はこの蕎麦の実(み)は実際(じっさい)のところ普通の蕎麦より実(み)が「ぷっくら」としているのです。
この「ぷっくら」とした蕎麦の実を私の石臼で挽くと、どんな「そば粉」が取れるのか、、、、わはは、良いでしょ!
こんな贅沢はなかなか味わえません。 それで作る「究極の蕎麦掻」 もう、たまりませんねぇ。
男のくせに、食にこだわり過ぎると思う人もいるでしょう。 でも、ちょっとコダワリタイ年頃なのです。
はっきり言って、「常陸秋そば」は美味いです。
これだけ、こだわっている私が言うのだから、間違いない! 、、、え、最近のTVの影響を受けすぎ!
それは間違いない!
■ まとめ
常陸秋そばの究極を目指して、私の彷徨いはまだまだ続きます。 究極を求めて!
常陸秋そばはブランド品種ですから、価格もお高いです。
現在の主流であるカナダや中国の物に比べて、4倍以上の値段なのです。 一袋45kg当たり中国産なら、六千円です。
北海道産となると、一万七千円、常陸秋そばは二万四千円〜!!!
どうしてそんなに高いのか? それは、この蕎麦の実が霧下蕎麦だからです。

常陸秋そばと言っても、平地にある休耕田に植えられるものもあれば、山間部の「冷涼多湿」である霧下の地に植えられるものもあります。
手作業で植えたり、刈ったりしないといけない場所で育つ「常陸秋そば」。
そうなると、値段が自然と高くなるのですが、、、自由経済の日本では仕方ないですね。
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