■ 蕎麦を挽いて吉凶を占う
その昔、卑弥呼などのシャーマンはカメの甲羅を焼いて、その「ひびの入り方」で吉凶を占ったと学校で習いました。
私の場合には、My石臼で蕎麦を挽いて、「臼につく蕎麦の紋様(もんよう)」をみて「私の幸せ度」を占います。
新そばの季節、私の運命や如何に! 何が出るかな? 何が出るかな?
と云うことで、占いをした記録をご紹介しましょう。 (2004/11/08) 「究極の蕎麦で出来るそば粉」は、どんなかな?

これを見ると、私の幸せ度はかなり高いようです。 これなら満足、満足 では、皆様ごきげんよう♪ さようなら
■ まとめ
蕎麦を挽くのに世の中では、2度挽いてなんてことをする場合もあるようですが、私の占いの場合には一度で勝負です。
上の臼に付く蕎麦の量が少ないのは、そば殻が関係しているようです。 私のように臼が軽い場合、挽くための臼の隙間は
間に入る殻によって非常に左右されます。ですから、入れる蕎麦の量により微妙に文様は変化します。
とは言えそんな事より、上で紹介した写真の左側にある2箇所の凹みにはそば殻が沢山入っていて、そこでの隙間が
そば粉の出来を支配しているようですね! こりゃ、もっとMy石臼を愛して、ドレッシングしてあげないと、私の幸せ度は
よりアップしないかな? ドレッシングするには体力を使いますので、健康度も自然とアップしてしまいます。
いやー、そばの世界もなかなか難しいものです。 そーは言っても、食べ物ですから美味けりゃ良いだけの話題です。
では、次に今年の蕎麦の出来をご紹介します。
この写真は、篩を使ってそば粉の選別をしたものです。 左から、40、60、80メッシュの篩で順番にふるったものです。

一番左はざらざらしていて粗めの砂のようです。でも、一番緑色をしていて、甘皮の成分が多いのです。
真ん中は細かい砂状のものです。 粉を食べると、舌に独特の食感を与えてくれます。これも良いかも!
右は細かいパウダー状で、、、とはいえ塊にもなれるベストなそば粉です。 苦味のない、甘いそば粉です。 指先に伝わる
きゅっとした粉の滑らかさの感触と適度なしっとり感、、、こりゃ良い!
で、蕎麦掻マニアな観天望気としてはこれをどのようにするかと言いますと、なんと! ブレンドするのです!
え、せっかく篩るったのに! と、お思いの人もいるでしょうが、究極を極めるにはこれしかないのです。

どれを何割使うかは、好みの問題です。 私の場合、食べたときのざらつき感のある食感が好きなので、、、
次第に話題がチョーマニアックな世界になってきたのでこの辺で止めます。 煙草やコーヒーなど嗜好品の世界は自分の
お楽しみな世界ですからねぇ。
私は自分の世界を他人に押し付ける気はありません。また押し付けられたくもありません。「究極の蕎麦掻を目指す」という、
私の「蕎麦掻道」の修行はまだまだ続きます。
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