♪ 尾瀬散策 沼山峠から尾瀬沼に至る 観天望気 presents 尾瀬で幕営しま専科 
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■ 沼山峠から尾瀬沼に至る                           尾瀬トレッキングルートの紹介

 尾瀬を訪問する場合、福島県側から尾瀬沼への入山口が沼山峠です。

 でも、今の時代 直接沼山峠まで「マイカー」・「マイバイク」で行くことは出来ません。
 と言うのも、尾瀬御池から沼山峠休憩所までの道路は「終日マイカー規制」になっているからです。
 

 ですから普通の人が沼山峠に行くには、次のような手段となります。

 登山口の沼山峠に行くには、
 1.電車とバスを利用する場合には、会津鬼怒川線会津高原駅から路線バスで沼山峠行きに乗り、終点で下車する。
 2.自分の車の場合には、尾瀬御池(みいけ)の駐車場に車を止めて、シャトルバスに乗り換え、沼山峠で下車する。
  

 御池から沼山峠までの車窓からは眼下にブナ平を見ることができます。 紅葉の時期ですが、朝の6時だから、色がイマイチでした。
 

 これでやっと、沼山峠の休憩所まで着きましたねぇ。
 

 沼山峠の休憩所の前にはテラスがあり、そこで朝食を取ったりして、入山の準備をします。 以前にはこのテラスはありませんでした。
 ですから「そんなの無いぞ!」と、昔の訪問者は言うかも知れませんが、在るものは在る!のです。

  

 沼山峠の休憩所をあとに、出発! 最初の登りは足場が悪くメチャ歩きにくいのです。 何でじゃ!

 ここが登山口! バリアフリーとは程遠い、、、、土がえぐれており、木の土留めが邪魔をして、歩きにくいのです。
 (ここ数年、改善されません。 ずっと、この状態なのは何故??? 登山口はもっと整備して欲しいなぁ。)
  

 ここは山だから、それなりのスタイルで入山しないと足元が泥だらけになるよ!という、自然界の掟をここで学ぶことができます。

 登り始めると、、、樹林の中 木道の階段を15分ほど登ると、もう本当の沼山峠です。 でもここでは展望は利きません。
 汗が出始めた頃ですが、あと少し我慢して歩きましょう。

 少し下ったところに展望台があり、尾瀬沼が見えるので、皆さん必ずここで写真を撮ります。
 そんな写真が、これです! 標高1784m、この高度なら大丈夫! 呼吸は普通に出来ます!
  

 ベンチがありますが、普通見える景色ってこんなものです。 最上段から見ないと、尾瀬沼はなかなか見えない!
 

 あとは、ひたすら山道(一部木道)を下ります。

 下りなので、ペースが上がりますが、周りの景色を楽しむ心のゆとりを持ちましょう。
 木道の段差間隔と自分の歩幅が合わない、、、なら歩幅の方を調整しましょう!
  

 大江湿原に出ると、視界が広がり、木道が長く続く景色(又は、登山者の行列?)を見ることができます。
 いやがうえにも、期待が広がる場面です。 ここまで下れば、あとは平らな湿原が広がっていますよ。
 

 ここから尾瀬沼までは大江湿原の中を手入れの行き届いた平坦な木道が続きます。
 途中にカウンタがありますので、右側通行で歩きましょう。 ここを通れば貴方も訪問者として、認められます!
 

  

 場所によっては燧ケ岳の雄姿も見ることができるし、歩くにつれて、尾瀬沼がどんどん近づいてきます。
 

 え、どこに?行列?という写真ですが、私は混む時期が嫌いなのでこんな風景しか撮影出来ないのです!
 

 季節が違えば同じ場所でもまた異なる風景を楽しむことが出来るのです。
  

 ミズバショウなどは小川の脇にはえているので、回りの景色を楽しみながら歩きましょう。
 ニッコウキスゲは湿原全体を埋め尽くすように咲いているので、これは見事です。
  

 

 

 沼山峠の休憩所から、尾瀬沼まで約1時間で到達します。

 でも、行列があるときには追いこすことが困難ですから、我慢して皆にペースを合わせるしかないですね。
 最近は、タビックスのワッペンを付けた集団がぞろぞろと、楽しく会話をしながら歩いています。
 元気なおばさんが非常に多いです。女性長寿国日本! いやー、皆さん本当に元気、元気。
  

 尾瀬沼の湖畔まで行くと、尾瀬沼ビジターセンターがあり、尾瀬の自然を紹介したパネルやスライドショーをやっています。
 ここには、公衆電話がありますが、無線なので天候によっては使えないことがあります。
  

 長蔵小屋には、売店などがあり、手作りのクッキーなども売っています。 ビールも苦労して運んでいるけどお安いです。
  

 暫し、美味しい空気を吸いながら、沼の周りを散策すると、幸せな気分を味わうことができますよ。

■ まとめ

 尾瀬沼と燧ケ岳という被写体はとても魅力的です。 更に宿泊が出来れば、心いくまで尾瀬沼周辺の風景を満喫することができます。
 朝晩の風景って写真に撮ると、なかなか絵になるのです。 特に、朝靄ってそこに居る人だけのお楽しみな景色なのです。
 

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