■ 尾瀬MAP 作った尾瀬の地図(尾瀬MAP)ってこんなです。 OZEMAP2008_XP
尾瀬はどんなとこかと言う説明のためには地図が必要です。 でも市販の地図は著作権の問題で、簡単に使うわけにはいきません。
雑誌等に掲載されているものをスキャナーで取り込んで、使わせていただけないか? ということで、「山と渓谷社」さんに
問い合わせを行いました。
その結果は、「山と渓谷社」としては「〜より、転載」とのクレジットを入れれば問題ない。と言うものでした。
意外と簡単だなと思ったのですが、、、まだ、続きがあったのです。
それはね! 私が使いたかった地図は、山と渓谷社さんがお願いしている地図製作会社のもので、そちらのほうで許可が
出るかが問題になるとのことでした。 親切にも問い合わせていただけるとの連絡を受けたのですが、今後の地図の利用で、
私が体験した事柄の追記など、今後私がしたくなることを考えると、お互いに多大な労力を必要とします。
(まあ、地図への追記などは基本的には駄目でしょうけどね。)
またスキャナで取り込んだデータ量がBMPで10MBほどになります。JPGに変換しても、2MBではHPで見るにはちょっと
辛いものがあります。カラー画像なので綺麗にしようとすれば容量は増えます。 いやー、地図って本当に難しいものですね。
と、いうことで、雑誌の地図をスキャナーで取り込むという安易なこの案は、実施しないことにしました。
それならば、自分で作ってみようと思い、カシミールで地形図を表示しておき、ポイントを指定、登山道(赤線)と車道(青線)
を入れて作成中です。
残念ながら、川や小さな沼は表現されません。 しかしながら、等高線はかなり正確なので、それなりに使えるかも!
こうして作成した地図は、国土地理院の数値地図の標高データを使っているので、今度は国土地理院に、問い合わせを
しました。
以下は、その問い合わせとそれに対する回答です。
>1. 国土地理院刊行の『数値地図』標高データを使用して、パソコン上で描画ソフト(カシミール)
> で等高線の入った地形図を描画します。範囲は、尾瀬沼と尾瀬ヶ原周辺です。
>2. この図の上に、カシミールの登山道の描画機能を使って、登山道と車道を記入します。
>3. この段階で、ビットマップ(BMP)としてデータをファイルにします。
> 面積としては、A3程度と考えており、パソコンの画面では一度に表示することが出来ない大きさになります。
>4.画像編集ソフトを使用し、地名や山小屋などの情報を絵の中に追記します。
>5.ビットマップ(BMP)では容量が大き過ぎるので、JPGかGIFに変換します。
>6.JPGにしても、パソコンの画面では一度に表示されないので、アドビー社のポストスクリプトで閲覧出きるよう
> PDF形式に変換します。
> こうすることにより、拡大縮小と見える範囲のスクロールが行えるようにします。
> このPDFをホームページに掲載して、自由な閲覧を考えています。
WEBページに画像を掲載する場合、掲載する画像三枚程度を内容補足的にご利用される場合、掲載するサイズには
特に制限はございません。
但し、「内容補足のため」という条件がございますので、地図そのものを紹介するような目的の(地図がメインとして
扱われる)ホームページなどは、扱う地図画像が3枚程度であっても承認手続きを行っていただくようになります。
@例えば、登山日記の中で視覚的に登山ルート等を紹介するために地図画像を掲載するような目的の場合は
挿入図と なります。この場合、画像が大きいために文章中にリンクを張って、画像を別途に表示させるような場合で
あっても、 目的は登山日記の内容補足にあたるため挿入図扱いになります。
Aこのような目的ではなく、単に山岳の立体画像のみを紹介するような目的で地図画像使用する場合は、画像が3枚以下
であっても内容補足的な使用には該当しないため挿入図扱いとはなりません。
今回作成される地図画像は上記のどちらのケースに当てはまりますでしょうか。
@の場合は出典の明記及び事後のURL報告のみでお使いいただけます。
Aの場合は測量法第30条に基づく使用承認申請が必要となります。
何かご不明な点がございましたら、下記までご連絡下さい。何卒宜しくお取りはからい願います。
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国土交通省国土地理院 総務部総務課管理係
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
E-mail fukusei@gsi.go.jp
Phone 029-864-4150 Fax 029-864-1807
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■ まとめ
ということで、今回はURLの連絡をして一件落着となりました。
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