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■ 至仏山(しぶつさん)登山 頂上を目指す! 登った後は、下山編! 至仏山の紹介2007年の梅雨、関東地方はその梅雨明けがハッキリしないのですが、天気予報の「晴れ」を信じて至仏山を訪問しました。その結果は、、、快晴の一日でしたよ! 日差しは強かったですが、山を吹く風は、「極楽からの余り風」!(2007年7月24日) ここで、至仏山を知らない貴方にちょっとだけ解説 至仏山(しぶつさん)は、群馬県の北東部、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2228mの山です。 日本百名山の1つに数えられており、日光国立公園の尾瀬地区にあります。 北緯36度54分01秒 東経139度10分35.1秒 至仏山は、オゼソウ・ホソバヒナウスユキソウ・タカネバラ等の高山植物が有名で、尾瀬一帯を眼下に見下ろすことができます。 山体が蛇紋岩で出来ているため、特殊な蛇紋岩植物と呼ばれる植物群が生育することで植物ファンに有名な場所なのです。 至仏山への登山 その挑戦は、鳩待峠の登山道入り口から始まります。 鳩待峠の左奥、そこに至仏山への登山口があります。 現在、05:09ですが、もう至仏山には朝日が当たっていますねぇ。 津奈木のゲートが開くのが5時ですからもっと早くから登り 始めるには、山ノ鼻にキャンプして鳩待まで戻るか、津奈木のゲートから鳩待峠まで自分の足で歩くしかないのです。 そんな根性の無い私には、朝1番のタクシーに乗って最初の鳩待峠の訪問者となり、こんな写真を撮ることしか出来ません。 私にとって、至仏山登山と言うこの物語は、ここからリアルタイムでスタートします! (今AM5:22_残り時間は???) 登る前に現地の標識を確認して注意すべきことを脳にインプットします。 そしてマットで靴底の種子を落として、いざ出発! 次の時刻は、、、私の場合にはあちこち撮影しながら登るので、あまり皆さんの参考にはなりませんねぇ。 (05:57) この日の尾瀬ヶ原は雲海に覆われていました。 もう、とっくに日が射していますが午前6時前ですから、まだ雲海も有りな世界です。 さて、ここからいよいよ、本格的な至仏山登山の開始です。 登るにつれそろそろ、尾瀬ヶ原の様子がはっきりと見えはじめます。 まだ雲海があるので、尾瀬ヶ原を歩いている人には至仏山や燧ケ岳を拝む事が出来ません。 全ては朝霧の中です。 でも、雲上の私には燧ケ岳の雄姿を展望することが出来ました。(06:15) ついつい、尾瀬ヶ原や燧ケ岳の雄姿に見とれてしまうのですが、、、 でもねぇそんな、至仏山登山の最初のお楽しみは、何を隠そう「富士山(Mt.Fuji)」の展望なのです。 この写真の中央部にうっすらと「富士山」が写っているのですが、心の眼で見えますか? 中央部をトリミングして、輪郭をちょっと強調するとこんな感じの画像になります。 これって肉眼で見たとこにかなり近いなぁ。 でもね! この程度の映像なら、、、、私の方がもっと鮮明に見たわ!!! そんな、人が多いのもここ至仏山の魅力かな? そんなこんなで、、、、やっと、オヤマ沢田代に到着しました (06:37) 正面には小至仏山が鎮座まします。 それにしても雲がないなぁ。 だよね! オヤマ沢田代は高所にある有る湿原ですが、池塘もちゃんとありました。 ここまでくれば、至仏山まであとわずか1.4kmです。 鳩待峠までは3.1km それにしてもこの標識傾き過ぎじゃないかい。 (06:40) オヤマ沢田代から5分ほど歩き、尾瀬ヶ原を見ると、雲海がそろそろ消えかかってました。(06:46) ここまで登るとちょっと休憩したくなる場所があるのです。 小至仏山を眺めるのも良いのですが、、、 実は何を隠そう、、、ここは小至仏山と尾瀬ヶ原と燧ケ岳と会津駒ケ岳と、、、日光連山を見渡せる場所なのです。 そんなスペシャルな場所は、、、ここです。 この岩に座って「極楽からの余り風」を満喫、だから尾瀬の散策はやめられません。 オヤマ沢田代の全貌を見るなら小至仏山まで登りましょう。 振り返ると、そこではこんな景色を見ることが出来ます。 中央の上の方にあるのが「オヤマ沢田代」です。 どうして、こんな山の上にこんな平らな場所が出来なければならないのか? 周りの山々より低い尾瀬ヶ原が高層湿原であることは理解できますが、、、オヤマ沢田代の存在は私にとってまだまだ謎なのです。 小至仏山から見る尾瀬ヶ原の風景 次第に気温が上がってきたので、、、遠くの景色が霞んできましたねぇ。 これは越後(新潟)方面の風景と小至仏山のフラボノなのですが、、、山の風を受けながらこんな景色を見るのが良いんだなぁ。 小至仏山を至仏山側から見ると、こんな岩場の上なのです。 こんな場所に草が生えているのが凄い!と思います。 次は、至仏山を目指して歩きます。 なだらかな稜線に見えますが、岩場もありますが、あとひとがんばり! 結構疲れます。 2000mを超える山ですがそこを歩いていると、鳥に出会います。 みょーに人懐っこい鳥は道先案内をしてくれます。 彼女にしてみれば、私ら登山者は物珍しい見てみたい対象なのでしょうねぇ。 小至仏山を越えたら次第に岩山の風貌になります。 遠くからは小さく見える岩も、近くに行くとかなりでっかいものです。 正面に至仏山とその向こうに燧ケ岳が見えました。 この風景って、ちょっと私の好きな奴です。 山頂には標識と方位版がありますので、回りの山々の眺望を楽しみましょう。 山頂を吹く風は、「極楽からのあまり風」 ここではやはり尾瀬ヶ原をまず紹介しなくてはね! でも、山頂からでは山ノ鼻を見ることが出来ないのですよ! ■ まとめ 至仏山から見る燧ケ岳。 いかがでしょうか? 男らしい山でしょ! その左手には、会津駒ケ岳のやさしい稜線も見えます。 |
尾瀬で幕営しま専科 |
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